社会問題の解決に主体的に取り組み
持続可能で幸福な社会の創造を目指して

創業以来、掲げている企業理念です。私はこの理念に大きな魅力を感じ、2004年に新卒社員として入社しました。「真価が先で、進化が後。それが重要である」という当時の先輩たちの言葉を今でもはっきりと覚えています。社会にとって真に価値あるサービスを提供する。そのことに邁進していれば、私たちも会社も進化することができる。その考えに強く共感し、お客さまである企業の人事や組織、ひいては社会に貢献できるソリューションは何かと、考え抜く日々でした。

しかし、社会状況が変化し市況が悪化すると、「進化」つまり自社の成長や利益を優先する傾向が強くなっていきました。生き残るために大企業の傘下に入ると、さらにその傾向は強まり、私はその中で「これは理念に沿っているのか？」と疑問を抱き続けるようになったのです。

2014年に突然、4代目社長に就任することになり、まず行ったのはビジョンの策定でした。そして、個々人がそのビジョン実現に向けて自由に働き、理念も体現できるよう、MBOを実施。社内の経営と組織を一から立て直しました。これを機に、社員一人ひとりに「自分が経営を担っている」という「我がごと経営」の意識が根付いたと感じています。

現在、私たちはその経験を活かし、「組織人事」の視点から、企業の課題を解決するコンサルティングをメインの事業としています。また今後は新たな事業にも果敢に挑戦していきます。これらがビジョンである社会問題の解決に少しでも貢献することを目指して。理念である「真価と進化」を体現できるように。

第二創業期を迎えたシンカに、ぜひご期待ください。

株式会社シンカ
代表取締役社長