シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

SHINKA Mail Magazine

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2020.07.29号 VOL.49
コロナ禍での新人教育


こんにちは。株式会社シンカの横田と申します。
先週末の4連休には小池都知事による外出自粛要請が発表されました。
またGo To travelキャンペーンが東京発・目的ともに対象外となるなど、
感染拡大は東京での休暇の過ごし方を改めて考える契機となっています。
平日の仕事と休日のプライベート、その両輪を回しモチベーションを高く
保つこと。大人として当然といえる自己コントロールが私の今年の目標です。

それでは、『 真価と進化 2020.07.29号 』、最後までお付き合いください。



コロナ禍での新人教育


初めまして、株式会社シンカの横田です。
今年4月に入社いたしました、弊社2年ぶりの新卒社員です。

例年であれば、さぞ盛大な厚遇で以って迎えられたことでしょう。
今年の私の向かいにあったのは、見慣れた自室の壁と小さいPC画面でした。
出社は禁止となり、入社式は延期。しばらくは録画されたオンライン研修を
受ける日々が続きました。

変化のない日々は閉塞感を生み、新生活へ意気込む気持ちは萎れていきました。
先輩社員とのウェブ研修が始まったものの、緊急事態宣言は解除されず
配属日も未定のまま。新しい知識を仕入れてもいつ使うのか見通せずに
モチベーションが低下し、結果として表面的な内容しか習得できずに
研修期間を終えることとなりました。

私はごく個人的感情ゆえでしたが、コロナ禍による新人教育の不足は
継続して論じられるべき課題です。
産労総合研究所の、2020年新入社員教育の実態調査では、
31.3%の企業が導入研修の一部をICTを活用した形に変更したとのことでした。
また研修の開始日を遅らせた企業は19.8%と多く、こうした変更の結果
59.4%の企業がプログラム内容をやむを得ず減らしたと示されました。
新人社員の成果は数か月、数年単位で考える必要があるため、コロナ禍での
教育の遅れがどれだけの影響を及ぼすかについては不透明な部分も大きいです。
しかし教育不足ゆえの早期離職やメンタルダウンを防ぐため、フォロー体制や
人材育成のさらなる拡充が重要だといえます。

6月に本配属となってそろそろ2か月が経ちます。
配属当初は会社説明すらままならない自分に愕然としました。
しかし先輩の商談に付き添って話すポイントを真似たり、研修の内容に
立ち戻ったりと一歩ずつ遅れを取り戻しています。
学ぶ機会は自ら取りに行くものと思い、精進していきます!
※参考資料 産労総合研究所調査
https://www.e-sanro.net/share/pdf/research/pr_2005-2.pdf

編集後記

出社するようになってからは生活リズムに慣れることも目標の一つでした。
身体の疲れが仕事に影響を及ぼさないよう、7時間睡眠を習慣にしています。
すると不思議と心が前向きになってきました。モチベーションもムラが
収まってきつつあります。
健康な肉体を維持し、健康な心を保ちましょう。

それでは、次号もお楽しみに!
横田 悟