シンカメールマガジン
『 真価と進化 』

SHINKA Mail Magazine

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2022.2.9号 VOL.124
ワクワク!何それ美味しいの?

こんにちは。株式会社シンカの山内と申します。

2022年2月4日から開催されている冬季オリンピック北京、
選手たちの真摯な姿勢に、こちらまで胸が熱くなりますね。

小林陵侑選手の金メダル!
船木和喜選手以来24年ぶりということで、札幌の自宅で長野オリンピックを
家族と夢中で観戦していた風景が蘇りました。

本日は、そんな「ワクワク」に関するお話です。

それでは、『 真価と進化 2022.2.9号』、最後までお付き合いください。



ワクワク!何それ美味しいの?


先日、大企業の方々を中心とした複数企業合同による有志会、
「ワクワク会キックオフミーティング~個人のワクワクが組織・社会を元気にする~」に
ご縁あってゲストスピーカーの一人としてお話する機会をいただきました。
(私自身は中小企業在籍なのですが 笑)

■「ワクワク会」の目指すところ
参加者に「新しい居場所」を提供すること。
ワクワクすることを実現できる場所、自分のペースで自分らしく楽しめる場所、
組織の垣根を越えて出会いが生まれる場所、新しい体験ができる場所…。
そんな居場所になるような活動ができたらと、前身のGIFT&ACTIONから派生した会。

▽有志会メンバー所属企業例(敬称略):
NEC、NECネッツエスアイ、塩野義製薬、東芝デジタルソリューションズ、日立システムズ、堀場エステック、

「ワクワク会」が気になる方は、Facebookグループへの参加リクエスト大歓迎です。
当日の録画も視聴いただけます。
https://www.facebook.com/groups/340246171153252

登壇3週間前に事前MTGをしたときから、
改めて「ワクワクとはなんぞや?」を考え直す良い機会となりました。

■ワクワクとは?
期待や喜びなどで、心が落ち着かず胸が騒ぐさま。どきどき。(デジタル大辞泉)

■最近の私のワクワク
・テントサウナ・グランピング・映画鑑賞
→ヘドニア的幸福感?

・2年ぶりの帰省、Alivers新年会、Hello, againコイン加盟店巡り
→ヒュッゲ的幸福感?

・クライアント様の新規事業構築支援(過去と未来の繋ぎ合わせが好き)
・飯能の活動家の加盟店登録決定、コラボ活動の可能性
・飯能での薪調達ルート確保
・Hello, againコイン姉妹地域の誕生(妄想)
・Hello, againコインをきっかけとした地域PRJの発足(妄想)
→ユーダイモニア的幸福感?この分野が沢山思い浮かぶ。

■私のワクワク条件
・ひとり  < 仲間
・規模   < 手触り
・指示   < 自己判断
・儲け   < 意義・共感
・表舞台  < 黒子
・結果   < プロセス
・手段   < 目的
・一つ集中 < 色々同時並行

皆さんはいかがですか?個性が出そうですね!

■ご一緒した岩波さんの解説を参考に一部記載します。
・時代はどんどん変わっていく。これまでは物質的豊かさの獲得を目指していて、
 それが必要だった時代。便利さ、快適さを求めていた。
・GDPと幸福度は比例していたが、ここ数十年、比例しなくなってきた。
 今起こっているのは分配の問題。
・物質的豊かさが享受されてきたにも関わらず、物質的豊かさやGDPを
 引き続き目指していることに、感覚的に違和感を覚えている人が多い。
・では、これからは何が必要か?モノからコトへ、コトからイミへ。
・社会を元気にする根源のエネルギーは、ワクワクが渦巻いている社会。
 (こんなことやったら面白い、こんなものが手に入ったら嬉しい、こんなことが実現できたら嬉しい)
・一昔前は、何か手に入ったら、経済が伸びたら、いいものが手に入れられたら、だった。
 今はそれが、ワクワクになってきているのでは。
・便利で快適な社会を実現するには、「課題」を探すことが重要だった。
 課題ドリブンで動いていて、達成感もあった。
・今は、ない課題を無理やり課題化したり、数字を伸ばすこと自体が課題になっている。
・これからの時代は、一人ひとりが楽しんで生きることがエネルギーの源泉になるのでは。
 組織も同様。個人のワクワクには勝てない。
・ワクワクと経済数値がどう結びつくのというのも壁ではあるが、
 これまでの常識にぶつかることも、ワクワクが乗り越えられるのでは。

以前もご紹介した、
論語の『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』ですね。

最初、この会の打診を受けたとき、
「ワクワクすることを持たねば!」という不安や危機感を煽ってしまうのではと
躊躇する気持ちも芽生えましたが、
私自身、「ワクワク」に気負いすることなく、この過渡期そのものを楽しめたらと思います。

編集後記


今回、私に声がかかったことにも表れているように、
最近では、気軽に配信ができることと、まさに個の時代を象徴しているのか、
いわゆる著名人ではない方々の発信の場が増えてきたように思います。

それぞれのドラマがあり、全ての方々の生き様が素晴らしいと感じる一方、
時間は有限…。積読(本)と積聴?(動画)が増えるばかりです…。

ワクワクが多すぎるのも、悩ましいですね(苦笑)

それでは、次回もお楽しみに!

山内 綾子