2012.11.21号
今さら聞けない倫理憲章
こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
今回は、「今さら聞けない倫理憲章」と題してまして、
いよいよ12月1日からスタートする14卒新卒採用の
倫理憲章に関するアリ?ナシ?について採用担当の方々から
よくいただくご質問をお届けします。
まさに14卒採用準備の最中で、ちょっと迷うことがありましたら、
ご参考にしていただけましたら幸いです。
それでは『 真価と進化 』2012.11.21号を是非、最後までお楽しみ下さい。
今さら聞けない倫理憲章
「採用サイトのオープン日は11月30日でも問題ないんでしょうか…?」
「12月以降の参加予定イベントの告知は、今から公開してもいいのでしょうか?」
14卒採用スタートに向けて、準備真っ只中の人事ご担当者様から
先週頃からご相談をいただくケースが増えてまいりました。
そこで、今回は覚えているようで細部を忘れがちな、
倫理憲章をおさらいしてみたいと思います。
以下、日本経済団体連合会が発表している倫理憲章の全文を記載します。
■■□■■ 採用選考に関する企業の倫理憲章 ~2011年3月15日改定~ ■■□■■
http://www.keidanren.or.jp/policy/2011/015.pdf
企業は、2013 年度入社以降の、大学卒業予定者・大学院修士課程修了予定者等の
採用選考にあたり、下記の点に十分配慮しつつ自己責任原則に基づいて行動する。
1.公平・公正な採用の徹底
公平・公正で透明な採用の徹底に努め、男女雇用機会均等法に沿った採用選考活動を
行うのはもちろんのこと、学生の自由な就職活動を妨げる行為(正式内定日前の
誓約書要求など)は一切しない。また大学所在地による不利が生じぬよう留意する。
2.正常な学校教育と学習環境の確保
在学全期間を通して知性、能力と人格を磨き、社会に貢献できる人材を育成、
輩出する高等教育の趣旨を踏まえ、採用選考活動にあたっては、正常な学校教育と
学習環境の確保に協力し、大学等の学事日程を尊重する。
3.採用選考活動早期開始の自粛
学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動の
早期開始は自粛する。具体的には、広報活動ならびに選考活動について、
以下の期日より早期に行うことは厳に慎む。
なお、以下の開始時期に関する規定は、日本国内の大学・大学院等に在籍する
学生を対象とするものとする。
(1)広報活動の開始
インターネット等を通じた不特定多数向けの情報発信以外の広報活動については、
卒業・修了学年前年の 12 月1日以降に開始する。それより前は、大学が行う
学内セミナー等への参加も自粛する。また、広報活動の実施にあたっては、
学事日程に十分配慮する。
(2)選考活動の開始
面接等実質的な選考活動については、卒業・修了学年の4月1日以降に開始する。
4.広報活動であることの明示
12 月1日以降の広報活動の実施にあたっては、当該活動への参加の有無が
その後の選考に影響しないものであることを学生に明示する。
5.採用内定日の遵守
正式な内定日は、卒業・修了学年の 10 月1日以降とする。
6.多様な採用選考機会の提供
海外留学生や、未就職卒業者への対応を図るため、通年採用や夏季・秋季採用等の
実施など、多様な採用選考機会の提供に努める。
7.その他
(1)高校卒業予定者については教育上の配慮を最優先とし、安定的な採用の確保に努める。
(2)インターンシップは、産学連携による人材育成の観点から、学生の就業体験の機会を
提供するために実施するものである。したがって、その実施にあたっては、採用選考活動
(広報活動・選考活動)とは一切関係ないことを明確にして行うこととする。
以 上
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さて、詳細がハテナ?な部分が多いですね。
そこで、「採用選考に関する企業の倫理憲章の理解を深めるための参考資料」を基に、
具体的なQ&Aに対して、弊社なりの見解をお答えしたいと思います。
「採用選考に関する企業の倫理憲章の理解を深めるための参考資料」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2011/015sanko.pdf
Q.採用サイトのオープン日は11月30日でも問題ないのでしょうか…?
A.参考資料には、「インターネット等を通じた不特定多数向けの情報発信以外の
広報活動については、卒業・修了学年前年の 12 月1日以降に開始する。」とあり、
さらに、「この開始期日の起点は、自社の採用サイトあるいは就職情報会社の運営する
サイトで学生の登録を受け付けるプレエントリーの開始時点とする。」とあります。
文書上では、11月30日に採用サイトをオープンすることは問題なく、
ただし、11月30日にプレエントリーを受け付けることは問題があるということになります。
Q.12月以降の参加予定イベントの告知は、今から公開してもいいのでしょうか?
A.「12 月1日以降に実施予定の広報活動のスケジュールを事前に公表することは可能である。 」
とありますので、広報活動の予告は問題なさそうです。
Q.適性検査の結果通知は4月1日以降に行うつもりですが、受検はそれ以前にさせてもいいのでしょうか?
A.「WEB テストやテストセンターの受検、エントリーシートの提出など、
日程・場所等に関して学生に大幅な裁量が与えられているものについては、学事日程への
影響がない場合もあるため、当該活動が早期開始を自粛すべきか否かの検討を行う際には、
倫理憲章の趣旨を十分に踏まえた上で、各企業が活動の実態に合わせて適切に判断することが求められる。」
とあります。『適切な判断』というのが難しいところですが、ポイントは学生の負担を
充分に考慮しているかどうか、のようです。
以上、人事ご担当者様からよくいただくご質問を取り上げてみました。
「でもさ、実態として、他社はどうやってるの?」
こちらに関しては、ぜひ弊社担当にご相談ください!
様々な企業様のケースを基に、1社1社丁寧にご相談させていただきます。
編集後記
弊社が本社オフィス移転をしてから、約2週間が経ちました。
最寄駅がゆりかもめ「日の出」駅ということもあり、通勤途中の
車窓からレンボーブリッジを毎日見ることができます。
ゆりかもめはお台場への通勤者も多く、
意外とスーツ姿のビジネスパーソンで満員です。
国際展示場でイベントがある日はさらにぎゅうぎゅう詰めで、
もはや観光目的のモノレールとは言えないほどの混雑具合です。
さて、2週間も経てば人間というものは新しい環境に慣れるもので、
メンバーはこれまでと変わらぬ仕事ぶりを取り戻しています。
大きく変化があったのは、引っ越しを機に「社員のデスクがきれいになったこと」です。
捨てられないと思ってずっと保管していた資料類を捨てたり、
データ化することで、ずっと仕事の効率が上がったように感じられます。
大事なのは当たり前ですが、なかなか実践できない「断・捨・離」。
これを機会に、「断・捨・離」を継続し、顧客満足に邁進する企業でありたいと
改めて思い直しました。
でも、実は最も変わったのは「大酒を飲まなくなったこと」でしょうか…(笑)
先日の健康診断で、中性脂肪値が通常の5倍あった私が、1か月でなんと平常値に戻っていました。
これも、もしかしたら環境が変わった効果かもしれません!
(田中 裕也)