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『 真価と進化 』

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2013.01.09号
新卒学生の持つバルネラビリティ

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

年が明け、いよいよ説明会・選考準備が佳境となっていますね。

例年に比べて「のんびり気味」と言われ、
エントリー数はほとんどの業種で前年割れが見られます。

採用スケジュールを前倒しした企業では、
オープンセミナーもなかなか予約が集まらないようです。

そんな中、2013年の定期配信第一弾は
「新卒学生の持つバルネラビリティ」について考えます。

それでは『 真価と進化 』2013.1.9号を是非、最後までお楽しみ下さい。


新卒学生の持つバルネラビリティ


バルネラビリティという概念はインターネット領域では「セキュリティ
の脆弱性」という意味で使われています。

これを情報社会論研究の金子郁容氏は、著書『ネットワーク組織論』な
どを通して「弱さの強さ」として解釈しています。

具体例をあげて説明してみますと、Yahoo!知恵袋やwikipediaなどにみ
られる無報酬のボランタリーな活動が今日のように発展したのは、イン
ターネットで情報を発信する行為に自己効力感を満たしたり、異論を楽
しんだりというような魅力があるからだろうと思われます。

しかしながら、人間である限り誤謬性の存在は否定できないため、他者
の言及によっては傷つけられる可能性もあります。

前述の2サイトには魅力的なデザインがあるわけでもなく、また意見を
表明したところで報酬もありません。そんな弱い(不完全な)サイトが
持っている強さ(可能性という魅力)をバルネラビリティとしています。

説明がずいぶん長くなりましたが、私はこの概念に出会ったとき、
『新卒学生によく似ているな』と思いました。

すぐに仕事で成果を出すわけでもなく、どれほど自社を第一志望と言っ
ていても、まるでそんなことは無かったかのように他社の内定通知に承
諾してしまう。そんな不完全な(良識に弱い?)学生が持っている無限
の可能性に対して、予算や時間を割いているのではないでしょうか。

我々も人間である限り誤謬性からは免れ得ません。おそらく可能性を見
誤ってしまうこともあるでしょう。それでも1つの可能性を見出したり、
予期しなかった結果を喜んだりという楽しみもあるはずです。

長丁場となりそうな14卒採用を楽しみましょう。

編集後記

私は毎年、1月1日にお寺へ、1月2日に神社へ参拝します。

たくさんの人で賑わう参道を抜けて、境内に至ると、
なにごとのおはしますかは知らねども、
かたじけなさに涙こぼるる気持ちになります。

そんな初詣ですが、wikipediaによれば、
習慣化したのは古い時代ではなく、明治時代のこと。
それも鉄道網の発展による賜物だそうです。

神様・仏様にはもちろん、鉄道・水道・男道…
身近なものにも感謝の気持ちを持とうと思いました。

ちなみに私の新年の抱負は、
「シャンドラの灯をともせ」です。

「シャンドラの灯をともせ」にこめた意味ですが、
仲間と共に1つの目標を目指し、
またその目標達成に向けて率先して行動する。

一寸先が闇なのか、光なのかもわからない現在、
関わって頂ける皆様に明るい未来を拓けるよう努めます!

本年もよろしくお願い申し上げます。

(福森 一世)