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『 真価と進化 』

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2013.01.30号
友人のWEBサイトと内定者フォローの目的

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

採用活動では、説明会でのコンテンツやそれ以降の選考スケジュールで
頭を悩まされている企業様が非常に増えてきています。

おそらく2月中旬からは、4月以降の本選考~内定だしまで
息もつけない日々が続くというご担当者様も多いのではないでしょうか。

今回は、選考終了後の「内定者フォローの目的」について
人材領域とは少し違った角度からお話ししようと思います。

それでは『 真価と進化 』2013.01.30号を是非、最後までお楽しみ下さい。


友人のWEBサイトと内定者フォローの目的


先日、WEB制作会社を立ち上げている友人から
自社のサイトをリニューアルしたという連絡がありました。

早速、サイトを閲覧したのですが
WEBサイトへの造詣が深くない私が見ても
「かっこいい」サイトであると感じました。

しかし一方で、こういっては非常に失礼なのですが
「かっこいい」と同時に、ページ導線が「わかりにくい」のです。

まず表記がすべて英語です。

そして、サイトのどの部分をクリックすれば
見たいページに遷移できるのか理解するまで時間がかかってしまいました。

日頃、ECサイトや採用HPのように
ページ導線がわかりやすいWEBサイトに慣れてしまっている私には、
使い勝手が非常によくないというWEBサイトに思えました。

これではせっかくWEBサイトを見に来た人にとっても
何を伝えたいのか分かりにくいのではないか。

そこで友人に、思ったことを率直に伝えてみました。

私に対する彼の答えはシンプルで、
「一目でかっこいいと思ってもらえる事を目的にしたWEBサイトだから
私のような意見は想定内であり、狙い通りだ。」
というものでした。

彼は、
「自分たちのかっこいいデザインに、お金を払う価値を感じてくれる会社」
というターゲットに、デザインのクオリティという最もシンプルな形で
メッセージを届けていたのです。

「彼の会社が提供するデザインのクオリティに負けないくらい
プロダクトの品質に自信を持っている会社なら、
WEBサイトを一目みただけで、必ず引き合いはくる」
というのが彼の考え方でした。

実際に、そのマーケティング戦略は成功し、
プッシュ型の営業をおこなっていないにも関わらず
お問い合わせや案件の引き合いは増えているそうです。

今回彼がおこなったマーケティング戦略においては、
使い勝手がよくないという私の意見は的外れなものでした。

私自身、常々意識しているつもりではあるのですが
今回は自分の経験則や習慣でサイトの目的を判断したことで視野が狭まってしまい、
サービスを提供するものとしての基本である
「どんなお客様をターゲットに、どんな価値を提供するのか」
という点に気付けなかった事を反省する良い機会となりました。


さて、ここまで長々と人材とは無関係のお話をしてきましたが
今まで申し上げてきたお話には、今後の採用活動においても
十分に考慮すべきポイントが含まれていると思います。

それは、
「誰を対象に、どのような目的で施策を打つのか」
を再度確認するということです。

2月以降選考活動が忙しくなり、
ご担当者様は業務に追われる日々が始まることになりますが
業務と面接に忙殺される前に、方針を固めておきたいとお声をいただくのが
内定者フォローに関する施策です。

内定者フォローと一括りにしましたが、
その具体的な施策は、グループワークや内定者研修・e-Learningなど
多岐にわたります。

中でも、内定者の親睦を深める
宴席を交えての懇親会を実施される企業様は
多いかと思われます。

ここで大事なことは、
内定者懇親会ひとつを実施するにしても
その場に臨む学生のコンディションは、
志望度のみならず、選考フローによっても異なるということです。

例えば、1時間かけてじっくり個人面接を続けてきた会社と
人員などの問題で最後まで30分以内の集団面接をおこなってきた会社では
内定者の企業に対する理解度や親和度は
全く異なっているのではないでしょうか。

また、学生が内定承諾をするにあたって
「働く環境」を重要視するとしても、

・一緒に働く仲間を重要視するのか
・自分の具体的な働き方を重要視するのか

どちらの因子が大きいかによって、
内定者同志の親睦を深めることに主眼を置くか
具体的な業務スケジュールを伝えることを主眼に置くか
懇親会のアプローチの方法が違ってきます。

これまでの慣習や経験から、
「ある程度数が集まったところで、とりあえず内定者懇親会を開催している」
という企業様は、実際少なくありません。

その懇親会について「誰に対して、どのような意図で開催するのか」
という目的を持たせることで
これまでと違ったコンテンツが企画できますし、
承諾率が向上するというケースもあります。

多くの企業様にとって当たり前のお話かもしれませんが、
内定者フォロー施策をご検討されるうえで
少しでも今回の内容がお役にたてる企業様がいらっしゃれば幸いです。

また施策の詳しい内容でお困りの際には
是非一度当社までお問い合わせください。

編集後記

前々回のメルマガでも少しスキーに関する話が出ましたが
最近、JRSKIやスキー場の広報活動が活発ですね。

実際通勤途中に東京駅を歩いていると
駅の広告枠の大半がこの類のポスターで占められていますし
またテレビCMも今年は頻繁に放映されているように感じます。

その成果もあったのか、
スキー場の客足は昨年より伸びているようですが、
注目されているのがその年齢層。

すでにニュースでも何度も取り上げられていますが、
40代以上のファミリー層の来客が飛躍的に増えているようです。

スキーが大流行したバブル期に学生だった世代が
今度はファミリーとして、スキー場に戻ってきているというのがその要因です。

実際に、12月のスキー場周辺の宿泊施設において
上に述べたファミリー層の予約件数が昨年に比べて30%増を
記録している地域もあります。

私もスノーボードを楽しむために
毎年数回スキー場に足を運んでおりますが、
20代以下の世代が利用客の大半を占めていると感じていましたし
また、そういう世代が集まりやすい場所だとも思っていました。
(もちろん、経験豊富なベテランスキーヤーもいらっしゃいますが。)

しかし、今回のように

「ファミリーで楽しむことが出来る冬の娯楽施設」

という意義をスキー場に設定し、大きく訴えかけることで、
従来の顧客(若者達)だけでなく過去の顧客(家族連れ)を
取り込むことに成功した事例を見ると、
コンセプトを決めることによるビジネスの広がりとその奥深さを
改めて実感することとなりました。

今後、このトレンドがいつまで続くかわわかりませんが、
また15年~20年くらいすると、同じようなキャンペーンが起きるのでしょうか。

最後は私の個人的な想像で終わってしまいましたが、
また次回のメルマガもお楽しみに!

(川村)