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『 真価と進化 』

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2013.03.27号
≪速報≫エントリーシート受付状況

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

各社のエントリーシート受付状況が明らかになってまいりました。
今回は速報版にてお送りいたします。

それでは『 真価と進化 』2013.03.27号を是非、最後までお楽しみ下さい。


≪速報≫エントリーシート受付状況


早い企業ですと2月上旬、遅いところでも3月いっぱいに締切を設定される
ことが多いエントリーシート。4月以降に受付を再開されたり、はたまた
年間通して募集し続けるなど、一昔前に比べれば、打てる施策の選択肢は
ずいぶん拡がりました。

そのため、まだまだ受付中の企業様もいらっしゃいますが、3月22日時点
での弊社集計によると、エントリー数が前年比95.1%と減少したにも関わ
らず、受付数は前年比99.8%という結果が得られました。

提出率を比較すると、平均22.7%(13卒)から、平均23.8%(14卒)と、
1.1ポイントの改善がみられています。

また、文系平均が20.2%(13卒)から、20.4%(14卒)とわずかな上昇に
とどまっていますが、理系平均は32.7%(13卒)から、39.1%(14卒)と
大幅に改善されています。

上記の要因として巷の論調では以下の2つのものが見受けられます。

1.14卒では2ヵ月遅れの就職活動スケジュールに学生が順応し、企業を
 じっくり見極めてから、エントリーするようになった。そのため
エントリーに無駄な時間をかけず、エントリーシート提出数がアップした。

2.大手メーカーの業績不振を受けて、理系学生の活動量がアップした。

果たして、本当にそうなのでしょうか?

シンカで提出率がアップした企業様の施策を独自に分析したところ、
提出率が上昇した企業様では2つの共通する特徴がありました。

a.説明会を任意から必須にする。WEBセミナーや、ブログなど情報発信の
 チャネルを増やす。早期提出者向けイベントを開催する。就職ナビでの
 受付をやめて、ホームページからに絞るなど学生の理解度を高める、
 もしくは、理解度の高い学生のみを集めるといった施策を行った。

b.郵送受付をWEB受付に切り替える。エントリーシートの質問数を減らし、
 面接で確認するというように、学生の負担を軽減する施策を行った。

いかがでしょうか?確かに学生によるスケジュールへの順応や、理系学生
の活動量アップが要因といえるかもしれません。全体的にはそうでしょう。

しかし、環境が買い手市場傾向になったからといって、それに頼らず、
それぞれの採用方針に合った施策をとった企業様のみが提出率上昇の結果
を得ておられます。

あくまでエントリーシートは採用活動の1プロセスに過ぎません。
最終的には求める人物像に適う内定承諾数を得ることがゴールとなります。

面接官への申し送り方法や、内定通知者へのフォロー施策など、まだまだ
改善に向けての検討余地は残されておりますので、ぜひシンカの担当営業
までお問合せ頂ければと思います。

編集後記

今、話題の書「統計学が最強の学問である」を読みました。
序盤にとても尖った問いがあり、しばらく考え込んでしまいました。

データをビジネスに使うための3つの「問い」
問1:何かの要因が変化すれば利益は向上するのか?
問2:そうした変化を起こす行動は実際に可能なのか?
問3:変化を起こす行動が可能だとしてその利益はコストを上回るのか?

なんらかの知見・洞察を得ようと、情報やデータを収集していると、
それ自体が目的となり、活用することをおろそかにしてしまいます。

どんなデータも、どんな活動も、「利益」に結び付けられなければ
無駄に終わってしまうということを、改めて肝に銘じました。

(福森 一世)