2013.04.24号
共通体験の大切さ
こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
人事の皆様は、4月に入ってからの面接ラッシュが山場を越え、
学生からの内定承諾・辞退の連絡に一喜一憂する毎日かと思います。
今回は、先日企画・運営をお手伝いしてきました
お客様の内定者イベントで感じたことをお伝えしたいと思います。
それでは『 真価と進化 』2013.04.24号を是非、最後までお楽しみ下さい。
共通体験の大切さ
先日、とあるお客様の内定者イベントの運営をお手伝いしてきました。
プログラムは、常日頃ご紹介している「内定者宝島」です。
まずは、就職活動の振り返りをし、同期間で共有します。
はじめはどんな距離感で話したらいいか迷いながらの学生も、
同じ就職活動戦線を戦ってきたという連帯感から会話が盛り上がり始めます。
「11月まで就職活動のことなんて、全然考えてなくて・・・」
「12月はいろんな業界・会社・仕事を知るのが楽しくて楽しくて・・・」
「でも、2月はES落ちまくって、人間否定された感じで凹んで・・・」
「4月は最終面接が5社も残ってたのに、全部落ちちゃって・・・」
少しだけ、学生間での共感が生まれます。
一方で、就活に苦労しなかった人もいて、まだぎこちない雰囲気。
その後、チームでクイズを解くワークをします。
イベント冒頭はお互い向き合わなければならなかったため、
距離を保ちながら会話をしていたのですが、同じクイズを解くという
共通目的に向かって、同じ目線で会話し始めます。
「え~すごい!さっすが、理系!!!」
「あ~わかったわかった!答え合わせ行ってくるね!」
「よし、役割分担して、あなたはこの問題解いて!」
お互いのキャラが分かり、役割分担が始まります。
次に、お互いの名前とキャラクターを記憶して、言い当てるワークをします。
人の名前と顔が一致してきて、だんだん安心感が生まれてきます。
「鈴木・・・●●さん!△△タイプ!」 「正解!」
「佐藤・・・●●さん!△△タイプ!」 「正解!」
「高橋・・・●●さん!△△タイプ!」 「え~オレだけ覚えてないの~!」
これでもう大丈夫です。
夜に続く懇親会で焦らずに同期に話しかけられます。
さて、私、イベントの受付時に、表情がガチガチに硬い女子学生を
発見しました。
人事の方に伺うと、
「はい、あの子は辞退する可能性が高い子です。」
とのこと。
しかし、しばらくイベントの運営が進むにつれて、
その女子学生は次第に笑顔が見られるようになり、
後半は自分から同期に話しかけたり、役割分担を指示するようになりました。
これが、資料でもなく、説明会でもなく、面談でもなく、
「共通体験の強さ」だと感じました。
人事の方がどれだけ面談で一生懸命話しても、
この人間関係の一体感は生まれないものだ、と改めて思いました。
昔、弊社の創業メンバーの一人が、とある学生を口説くために、
深夜にレンタカーを借りて、彼がいる仙台まで運転してかけつけ、
海辺で朝焼けを一緒に見ながら涙を流して語り合ったといいます。
残念ながら、結果、その学生は総合商社に入社していったそうですが、
それ以来二人は親友の仲となり、数年後、彼はベンチャー企業を立ち上げ、
なんとビジネスパートナーとなったという逸話があります。
それは一生懸命口説いただけでなく、
「共に、夜中語り合い、海辺で泣きながら朝焼けを見た」
という共通体験が生み出した人間の絆なのでしょう。
人事の皆様も、どうしても意思決定しきれない学生がいた場合は、
一生懸命面談を繰り返すのだけでなく、
共に同じ景色を見たり、同じスポーツをしたりするなど、
「共通体験」をされて見ることをオススメします!
皆様の採用の成功をお祈りしております!
編集後記
かくいう私は、シンカの内定者時代、
内定者フォローというのが大変苦手でした。
「大丈夫、来年の4月には必ず入社するつもりだから、
それまでは十分に学生生活を謳歌させてください・・・」
と思っていた記憶があります。
なぜ、そんなに腹積もりができていたかと言いますと、
メルマガのタイトルにもなっております「真価と進化」という理念に
強く共感していたからです。
入社したら死ぬほど働いてやる!と思っていた私は、
内定者の集まりにはすこぶる後ろ向きに参加し、創業者から月1回送られてくる、
「真価と進化~経営ボードからのショートエッセイ」
というタイトルの創業の経緯や理念の大切さを説かれたメルマガだけは
毎回熟読していたのを覚えています。
このメルマガの原点は、内定者時代のメルマガだったかもしれません。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに!
(田中 裕也)