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『 真価と進化 』

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2013.05.29号
新入社員の感じる不安とは

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

気が付けば、6月も間近ですね。研修をしてきた新入社員が各部署に配属され、
人事の皆様は一段落しながらも、新人が現場に馴染めるか不安に感じる
時期なのではないでしょうか。

さて、本日は『新入社員の感じる不安』に関してお話をしたいと思います。

それでは『 真価と進化 』2013.05.29号を是非、最後までお楽しみ下さい。


新入社員の感じる不安とは


つい先日、大学時代の後輩から連絡がありました。

「仕事のことで悩んでいるので、少し相談に乗って欲しい。」

実際に話を聞いてみたところ、「こんな仕事がうまくいかなくて・・・」
という具体的な悩みということではなく、

「自分が仕事ができるようになるイメージが持てない」

というような、抽象的な悩みを抱えていました。

毎日が電話掛けや電話対応、先輩の資料作成のお手伝い等に追われていて、
日々の仕事の意味が分からないとのことでした。

彼は、就職活動時に自分が世の中に提供したい価値を明確にし、
人事の方や面接官と何度も話をして、
「自分と価値観の合う会社」としてその会社を選び、入社を決意していました。

そこまで考えて選んだにも関わらず、何故このような状況になったのか、
職場環境や仕事内容を深く聞いていくと、2つ原因にあたりました。

・日々の業務を「やらされているもの」と認識しており、
               そこに意味を見い出せていない
・配属された部署に年次の近い先輩がおらず、
         与えられた仕事から成長をイメージできない

つまり、後輩にとって今の仕事は
「やりたいこと」とも、「成長の為の投資」とも認識できていなかったのです。

その認識のせいで、自分がどんな成長をして、どのくらいの時期に、
どんなことが出来るようになり、どんな価値を発揮できるのか、
イメージできなかったそうです。

そんな悩みを持っている後輩に対して、私は月並みですが、
「全ての業務には意味があり、
       意味を意識して全力で取り組めば必ずいい方向に成長する。」
とアドバイスしました。
はたして、このアドバイスが良いのかはわかりませんが、
話が終わるころには、当人の顔から不安は消えていました。
おそらく、現状を肯定してもらいたかったのではないでしょうか。

社会に初めて出る新入社員は、期待と不安でいっぱいです。
採用の段階でマッチングが成功しているので、入社後も安心。
ということはありません。

新入社員に与えている仕事は何のためにしていることなのか、
目の前の仕事をすることで、本人の目指す方向に進めるのか、
今一度、対話する必要があるのかもしれません。

「そこまで面倒見る必要あるの・・・?」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
初めから一人で成長できる人なんているはずもありません。
一年間しっかりと面倒を見てあげることで、自社へのロイヤリティが上がるのであれば、
時間をかけた分だけの、良い循環を生む事が出来るのではないでしょうか。

編集後記

上記で、新人の受け入れの話をしましたが、先日から私の部署にも新人が
仮配属されました。

出来る限り、新人の目線に立って指導・教育をしていこうと意識をしていますが、
実際は難しいと感じる場面も多々あります。

こちらが一方的に行動を期待しても、簡単に理解してもらえず、考え方や
意見のすれ違いが起きてしまいます。
(私も、新入社員時に先輩の言っていることや、期待していることが全然
わからないことがありました。今も時折ありますが・・・)

そんなときは、単に行動を指示するではなく、
その人が物事をどんな因果関係で認識していて、
その行動をとらない(もしくは行動してしまう)のか、
を対話して探るのが良いそうです。

それでは、次回のメルマガもお楽しみに!

(中村 岳人)