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『 真価と進化 』

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2013.09.04号
新入社員研修で得たもの

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

9月に入りようやく暑さが和らぎ始め、涼しい夜風にあたると夏の終わりを感じます。
とは言え日中はまだまだ残暑厳しい日々が続いておりますので、
体調管理には是非お気を付け下さい。

本日は2013年4月入社の私が新入社員研修に関する記事を書かせて頂きました。
『 真価と進化 』2013.09.04号、最後までお付き合い頂ければ幸いです。


新入社員研修で得たもの


採用ご担当者の方にお話を伺うと、昨今の学生の傾向として
「大人しい」「草食系」「積極性がない」という言葉をよく耳にします。
勿論、学生全員がそうではありませんが、ゆとり世代真っ只中を生きてき私たちは、
間違いなくその様な傾向にあると思います。その様な学生が増えてきた今、
「元気がある」「肉食系」「積極性がある」学生を集めるのはなかなか難しくなって
きいるのではないでしょうか。

そこで、私は入社後の育成が重要であると思います。

企業では通常新入社員研修があり、勿論私も今年4月から約2ヵ月間、研修を受けました。

研修ではビジネスマナーやビジネススキル、業務等も学びましたが、
最も印象に残っているのは精神面を鍛えるプログラムです。

そのプログラムでは「一生懸命」「勝ちに拘る」という様なコンセプトで実施されました。

なりふり構わず一生懸命頑張る姿を恥ずかしいと思っていた人、
すぐに諦めてしまう人、思ったことを言えない人、
そもそも馬鹿らしいと思う人、色々な人がいました。

各々が克服しなければいけない課題を持ち、本気で取り組み、ぶつかっていく中で
私は皆が変わっていく光景を目の当たりにしました。斯く言う私もその一人です。

私は昨今の学生に見られる様な傾向はなく、逆に一人で突っ走てしまう傾向にあり、
大の負けず嫌いでした。それは長所であり短所でもありました。

プログラムの1つ、チーム対抗40kmウォークラリーをした時の事です。
体力に割と自信のあった私と、チーム唯一の男性メンバーでありながらチーム一
ひ弱な同期。当初は勝つ為に私のペースに合わせると宣言していた彼は、実際に
歩いてみるとペースを乱しがちで他の女性メンバーをさしおいて最初にねをあげていました。

時間制限を設けられていたので、ゆっくりしている暇はありません。
時間が迫った時に、もう無理だと諦めようとする彼を私は道端で怒鳴りつけました。
その後も何度か諦めるか諦めないかの瀬戸際があり、その度に諦めようと提案する
彼に私は呆れてものも言えませんでした。

そんな時、他チームと一緒になる事がありました。そのチームは意識が朦朧としている
メンバーをおぶって歩き続けていました。その光景を目にしてから私たちのチームも
再度盛り上がりを見せ、最終的にゴールする事ができました。

結果、ゴールはできましたが、達成感から涙を流すメンバーがいる中、
私は何かやりきれない気持ちが残っていました。

何故私はあの時、彼を怒鳴りつけてしまったのか。
他に彼にかける言葉はなかったのか。

助け合いを見せるチームがいる中で自分をとても小さい人間に感じ、自分よがりな性格を、
自分の欠点をつきつけられたような気分でした。その彼とはその経験のお陰で、より深い
関係を築く事ができたのではないかと思います。

その研修を通して、一生懸命頑張る事の難しさや大切さ、諦めない気持ち等多くを学び、
一回り大きくなる事ができたと思います。

しかし私はそれ以上に今まで結果を求め過ぎて周りが見えなくなっていたと気付き、
辛い時にこそ歩幅を合わせて行かなければいけないと強く感じました。

皆各々得たものは違いますが、大変貴重な経験になったと思います。
技術面はいくらでも後付けできますが、精神面を鍛える機会はなかなか無いと思います。

新入社員研修で何を学ぶか。
それはきっとその後の社会人生活に大きく影響するのではないでしょうか。

編集後記

採用関係の仕事に就いてみて感じた事は
新人は「経験」という武器に代わり
学生に近い立場であるからこそ
浮かぶアイディアや、集められる情報があるという事です。

まだまだ至らない事ばかりですが、
自分の経験をもとにした意見が通った時などに、
対等に渡り合える土俵がある事を嬉しく思います。

試行錯誤の日々ですが、
少しづつでも進んでいきたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは、次回のメルマガもお楽しみに!

(加地 保菜美)