2013.10.30号
聴く力
こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
台風が過ぎてから、急に寒くなりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。
エントリー解禁の12月まで、残すところあとひと月となりました。
採用活動のスタートに向けて、本腰を入れて準備に取り組まれるころと思いますが、
同時に風邪やインフルエンザの流行期にも突入します。
健康にはより一層気を使いながら過ごしたい時期ですね。
皆様も十分ご自愛くださいませ。
それでは、『 真価と進化 』2013.10.30号、最後までお付き合いください。
聴く力
先日、とあるIT系のお客様の説明会企画の素材として、
大型プロジェクトに関わられたSEとPMの方に
インタビューをさせていただきました。
日頃の営業活動で「質問が下手」と自覚している私としては、
万全の準備をしなければ、失礼になってしまう!と意気込み、
20個近い質問を用意してインタビューに臨みました。
その20個の質問は1つ目の質問にどんな答えが返ってくるかを予想して
自分なりにストーリーだてて考えていたものです。
しかし当日、1つ目の質問には自分が想定していたこととは
全く違う答えが返ってきてしまいました。
それなのに、自分が聞きたいと思っていたことを聞こうとするあまり、
変なタイミングで変な質問をしてしまったり、
同じことを何度も聞いてしまったりと、
お客様も答えづらかったに違いありません。
私の反省点は、とても基本的なことなのですが
「対話ができていなかった」ということです。
・インタビュアーは目的を達成するための質問をしなければいけない
・インタビューを受ける人は想定通りの答えをしてくれる筈だ
そんな思いに囚われるあまり、
相手の方が面白い話をしてくださっているにもかかわらず、
それを無視した質問を無理やり投げかけてしまっていたのです。
幸いにも、インタビューを受けてくださった方はとても柔和な方で
尚且つ先輩のフォローもあり無事に終了することができましたが
私自身にとっては大きな悔いの残る仕事となってしまいました。
上記のエピソードは私自身のものですが、
これを面接に置き換えるとどうでしょうか。
・面接官はジャッジをするための質問をしなければならない
・学生は、それに真面目に答えれば良い
そんなスタイルの面接を、私自身も学生時代に受けたことがあります。
面接官という立場はとても難しいもので、人事部に依頼をされて
面接を行うのですから、きちんと根拠のあるジャッジをしなければ、
という気持ちになるのでしょう。
そのために評価シートを埋めるための質問を
尋問のように繰り返してしまうということが頻繁に起こるのだと思います。
インタビューも、面接も、人と人の対話です。
1つ投げかけた質問への回答に興味をもち、
深堀する質問をしてくださる時は、面接は盛り上がります。
すると、学生は一定の「非面接者」という枠を超えて
自分の言葉で自然と語ることができます。
その時にこそ、学生本人の人となりや魅力が
にじみ出てくるのだと思います。
貴社の面接は、盛り上がっていますか?
いま一度、振り返ってみては如何でしょうか。
編集後記
私自身が就職活動をした時を思い返すと、シンカの面接はもちろんのこと
他社の面接でもはっきりと思い出せるものがいくつかあります。
私の話に興味深い様子で耳を傾けてくださった方、
2次面接に伺った際に、廊下でたまたま出会って
「若葉さん。頑張ってね!」と声をかけてくださった方。
一方で、嫌な面接もシッカリと覚えています。
もう3年近く前の話ですが、面接官の眉間に寄せられた
気難しい皺の数まで思い出せそうな勢いで・・・。
それだけ、面接官という存在は一人の学生と一つの企業の接点として
鮮明に記憶に残るものだなぁと、思い返してみて改めて感じました。
是非貴社の面接を「素晴らしかった面接の記憶」として
数年後まで記憶に残るものにして頂ければと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに!
(若葉 由季乃)