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『 真価と進化 』

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2014.01.22号
日本人に足りないリーダーシップ

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

1月も中旬を過ぎ、説明会の開催が始まってるという企業様が
増えてきているのではないでしょうか。

今回は、最近ふと目にとまって読んだ本に感じることがあり、
少しでもご参考になればと思い、ご紹介をさせていただきます。

『採用基準』 著者:伊賀 泰代

※概要:
 マッキンゼーの採用マネジャーを12年務め、
 延べ数千人の学生と面接してきた著者が、
 本当に優秀な人材の条件を説くとともに、
 日本社会にいまこそ必要な人材像を明らかにする。

それでは、いつもより少し長文となりますが、
『 真価と進化 』2014.1.22号を是非、最後までお楽しみ下さい。


日本人に足りないリーダーシップ


著者のもっとも伝えたいことは、下記2点にまとめられます。

①日本人はリーダーシップが欠如していることを認識すべきである。

②必要なのは一人ですべてを変革できるカリスマリーダーではなく、
 あらゆる分野で働く、名もない数多くのリーダーである。

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【リーダーシップと成果主義】
成果主義(努力やプロセスでなく結果を求める)の環境において、
リーダーシップは必要とされるものである。

日本では、成果より「組織の和」が優先されることもあるが、
それは事なかれ主義であり、調整役はリーダーシップではない。
リーダーとは「成果目標を達成するために組織を率いる人」であり、
「成果目標は妥協しても良いので、関係者全員に角が立たないようにする」
のはリーダーシップではない。
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【リーダーシップは、全社員がもつべきスキルである】
「リーダーはひとつの組織に一人か二人いればいいいもの」
と日本人の多くは考えているが、
マッキンゼーをはじめとるする外資系企業の多くでは、
すべての社員に高いレベルのリーダーシップを求める。

全員がリーダーシップをもつ組織は、一部の人だけがリーダーシップを
もつ組織より、圧倒的に高い成果を出しやすいのである。
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【リーダーがなすべきことは、以下4つである】
①目標を掲げる
 目標を誰かから与えられ、それを達成するために
 働くだけの人はリーダーではない。
 リーダーにとって、目標は自分で掲げるものである。

②先頭を走る
 集団の前で何かあたらしいアイデアが披露され、
 「誰かこれにトライしてみたい人はいますか?」と問われたときに、
 周りの様子をうかがうのではなく、すっと自分の手をあげて
 「私がやりましょう」と声を上げるのがリーダーである。

③決める
 リーダーは、検討する人でも考える人でも分析する人でもない。
 決める人である。
 たとえ十分な情報がそろっていなくても、
 たとえ十分な検討を行う時間が足りなくても、
 決めるべき時に決めることができる人である。

④伝える
 それぞれの人は異なる感受性や思考回路を持っているのであるから、
 新たな情報に触れたり、思考にふけるたび、
 他の人とは異なるアウトプットが生成される。
 リーダーのポジションにある人は、
 何度も繰り返して粘り強く同じことを周囲に語り続ける必要がある。
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日本に足りないのは、専門知識でも技術力でもない。
地頭のいい人が足りないわけでも、日本人が勤勉さを失ったわけでもない。
そうではなく、知識や思考力や勤勉さを総動員し、
目の前の問題を解決していくためのリーダーシップを発揮できる人の数が、
あらゆる場所において、不足しているのである。

そして何よりも問題なのは、リーダーシップの総量が足りない
という問題が、広く認知されていないことにある。

世界では、ますますリーダーシップが重要になりつつある。
そしてそれは誰でも訓練を積めば身に着けられるスキルである。
大学・大学院はもちろん、中学校や高校でも子供たちに日常的に
リーダーシップを発揮する習慣を身に着けさせるべきである。
「誰かが決めてくれるのを待つ。誰かが決めてくれたらそれに従う」
のではなく、
「自分たちで話し合って決めていく、そのリードを自分がとろう」
という姿勢にかわるだけで、社会の在り方は大きく変わっていくはずである。

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新卒採用における評価基準について、
さまざまなお客様からお話を聞いていますが、
『リーダーシップが最重要項目である』
というのは、あまり聞いたことがないように思います。

よく耳にするのは、
・主体性
・コミュニケーション力
・協調性
などが多いです。

「成果を出すことを本気で考え、行動する人」は、
時に、和を乱したり、空気が読めなかったり、
扱いにくい人と思われがちなのだと思います。

採用すべきは、自社の発展に貢献できる人です。
自社で「成果を出す人」とは、一体どのような人なのでしょうか。

編集後記

個人的に「リーダーシップ」という言葉に興味があったこともあって
手に取った本でしたが、非常に耳が痛くなる内容でした。
自身を振り返った時に、まだまだ至らないところが
たくさんあるのだということを痛感しました。

日々の業務で忙しい中でもどんどん新しいことに挑戦し、
逆に挑戦しないことが恥ずかしい、と思えるような環境こそが
組織・個人ともに、成長スパイラルを創り出せるのだと思います。

日本企業を支える全社会人が、
リーダーシップをもって、成果を出すことに注力することで、
もっともっと強い日本をつくっていきたいですね!

(壮大すぎる話になってしまい、大変恐縮です・・・)

(分部 理恵)