2014.02.19号
メンタルヘルスの原因は個人なのか?職場なのか?
こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
採用担当の皆様とお話させていただくと、「16卒の採用動向」
「メンタルヘルス」の二つが、かなりの頻度で出てきます。
そんな中、うつ病で休職していた大学時代の後輩が、
現場への復帰が決まったので、復帰祝いも兼ねて飲む機会が有りました。
その際に、「なぜ、うつ病になったのか?」について、経緯や心理状態に
ついて聞いたのですが、その時の話が、個人的にですが、新たな気づきが
ありましたので、素人の意見ではございますが、是非皆さんにも共有出来ればと思い
ます。
『 真価と進化 』2014.2.19号、少しだけ御付き合いください。
メンタルヘルスの原因は個人なのか?職場なのか?
大学時代の後輩である彼は、とあるITベンチャー企業に入社し、
3か月間の新人研修を経て、東京に配属されました。
しかし、配属後4か月経った11月に、うつ病になり、産業医から
休職するように勧められました。
彼は、自分がうつ病になるはずがない。と自負しており、
大学時代も多少のハードワークはもろともせず、学費を自分で稼ぎながら
学業に専念をしておりました。
比較的タフな人間。という評価をもっていた友人や知人は、
うつ病になったという事に驚きを隠せませんでした。
つい先日、そんな彼から、無事復帰したという知らせをも受け、
復帰祝いも兼ねて、うつ病になるまでの彼の経過を聞いてみました。
彼の話を聞いてみると、新人研修時には全く問題もなく、
むしろ、会社へのロイヤリティーがかなり高まっていたそうです。
しかし、東京に配属され、上に付いた入社3年目の先輩と
うまくそりが合わず、少しずつコンディションが悪くなり、
気が付けば・・・という事だったそうです。
単に、職場との相性が悪かったとも取れますが、
それでは身も蓋もない話ですので、なぜそこまで先輩と相性が
悪かったのかを飲み会の場にふさわしくないくらいしつこく聞いてみました。
彼から出てきた原因を要約すると、
先輩は部下を持った経験が無く、後輩の指導の際に、
過去に自分がされたマネジメントをひたすら真似していた。
しかし、その方法は彼の特性には合わずモチベーションが維持できなかった。
ということでした。
※今回は先輩側の原因にフォーカスをしておりますが、
もちろん後輩側にも原因が有ります・・・
例え新入社員がタフで有ろうとも、先輩社員がマネジメント方法を
知らなかったり、現場と相性が合わないとメンタルの問題が
起こりうるという事です。
採用の現場に居ると、つい採用時にどれだけメンタルヘルスに
なりにくい人を取るか、という答えに行きついてしまいますが、
採用の時にどんな人か見極めて、受け入れ側がマネジメント方法を
身に付ける事、新入社員の特性を見分けて、うまく育て上げる事も
意識する必要があるかと思います。
現場の教育は別の方が担当していらっしゃるケースも多いかもしれませんが、
採用を担当していらっしゃる方は採用の際に、
その学生の特性を把握し、現場や教育担当に情報を共有して
会社として新入社員を育てる仕組みを強化していく必要があるのかも知れません。
編集後記
この話をしていた際に、食べたホルモンが一部生焼けだったようで、
先日から食あたりを起こしております。
みなさん、メンタルヘルスも大事ですが、
この寒い時期ですので、フィジカルヘルスにもお気を付け下さい。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに!
(中村 岳人)