2014.03.19号
あこがれの仕事は今
こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
くしゃみをする人が増え始めた今日この頃、私も悩まされるひとりです。
そんな花粉症がいつからあったのか?と言うと、諸説あるようですが、
紀元前からローマや中国などで記録が残されているそうです。
そして日本では1970年代中頃より社会問題として認知されるようになったようです。
花粉症の歴史が気になったのは、私が職業の時代性について考えを巡らせて
いたからです。採用活動を行いながら、新入社員の受けいれ準備をしていた
ところ、どうも仕事に対する考え方や、価値観、影響力に変化があるように
感じています。今日はそんな話をしてみたいと思います。
『 真価と進化 』2014.3.19号、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
あこがれの仕事は今
私が子供の頃あこがれていたのは野球選手やパイロットでした。
野球と言えば、以前のメルマガでもセイバー・メトリクスという統計学的手法を
ご紹介しました。簡単におさらいすると、勝利に貢献することを目標として、
客観的にデータを分析したところ、打率や本塁打数、打点(打者の三冠)よりも
出塁率の方が効果的であることがわかったというもので、安打よりも
フォアボールの方が勝利貢献度が高いという驚きの結果をもたらしました。
職業全般で言えば、職業の三要素と呼ばれるものがあります。
・経済性(収入を得て、生計をたてる)
・社会性(社会に貢献する)
・個人性(人生の目標や生きがいを充足させる)
戦後、高度経済成長期には主に経済性に比重が置かれ、その後個人性が高まり、
現在は社会性を訴える学生が多いように感じています。
しかし、依然として職業選択という枠から出てくる学生は少ないままです。
職業選択を越えて、実際に仕事をしていることをイメージして就職活動を
している学生に出会えるとラッキーな1日とすら思えます。
そこで提案したいのは、いわゆる職務です。
新しい仕組みを生み出す人、仕事を創る人、仕事を管理する人、仕事を回す人、
商品を作る人、商品を売る人・・・
それぞれに経済性・社会性・個人性があり、強みを伸ばしたり、弱みに
打ち克ったりと、求められる能力の育て方も異なります。職業選択の枠を越え、
仕事内容の説明もしやすくなるはずです。
さて、かつてあこがれの職業だったパイロットですが、この区分で言えば、
仕事を回す人と管理する人に分類されるでしょうか。
なぜならば、コックピットはなすべき仕事が決まっている空間だからです。
編集後記
グーグルでは非大卒の割合が14%だそうです。「生き方」に対する選択の
幅が拡がりを見せる中、価値観の多様性に応じて、画一的な枠組みから抜け、
人事も新たな仕組みが求められている証左でしょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに!
(福森 一世)