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『 真価と進化 』

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2014.06.25号
仕事において重要なのは知識・地頭より性格!?

こんにちは、株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

インターンシップを皮切りに次年度の採用計画の立案が本格化してきたと
実感する筆者ですが、さてさて本日はそもそもいい人材ってどんな人が
いいんだっけ?と少し考えたいなとおもいます。

『 真価と進化 』2014.06.25号をぜひ最後までお楽しみください。


仕事において重要なのは知識・地頭より性格!?


経済産業研究所(RIETI)ってご存知でしょうか?

政府系のシンクタンクなのですが私にとっては暇なときにボケーっと
口をあけながら研究レポートを眺めさせて頂いている貴重な情報源の一つです。

そのRIETIのHPの中では、直面する高齢社会、労働人口の減少やグローバルな
市場競争など厳しい環境のにおかれる資源小国(メタンハイドレードに期待?)の
日本の成長のカギとなる、「人的資源の育成や活用」について参考になる多くの
レポートがあります。

その中で興味をもったのが、“仕事において重要なのは知識や地頭より
性格が重要”といった内容のレポート。

2000年のノーベル経済学賞受賞者であるジェームズ・ヘックマン教授は、
パーソナリティ特性のことを非認知能力(性格)と呼び、パーソナリティ特性は
職業達成(成果や成功)において認知能力(地頭・IQ)よりも予測力が
あることを示していらっしゃるそうな。。

またその非認知能力(性格)を大きく分けると以下の5つに分類できるそうです。

1.開放性
知的好奇心の強さ、想像力、美の理解・興味、新しいものへの親和性、遊び心など。

2.まじめさ・誠実性
自己統制力、達成への意志の強さ、計画性などに関係する。

3.外向性
積極的に外の世界へ行動していく志向性を意味する特性。

4.協調性
思いやり、やさしさ、利他的な度合い。

5.神経症傾向
不安、いらいら、敏感さ、緊張の強さを意味する特性。

このパーソナリティ特性のうち特にまじめさ・誠実性との間に
職業達成(成果や成功)との正の相関が認められているそうです。

実際、採用現場の中でもある程度学歴やペーパーテストで認知能力を確認しつつも
性格的な人物的特徴(素直・明るいなど)が重視されている状況ではありますが、
評価が主観のかたまりになってしまう“性格”を如何にして見極めるか…。

特に誠実さまじめさとなると短期間の行動観察では見極めることが非常に難しく、
採用プロセスの中でこの評価方法を確立するのはとても難易度が高そうです。

16卒の採用市場では夏・秋・冬と各社インターンに意欲旺盛ですが、
採用プロセス以上に接点の濃いインターンで非認知能力を見極める手法の確立に
チャレンジしてみる良い機会なのではないでしょうか?

ちょっと強引に〆てる感満載ですが今回はこのあたりで。
非認知能力、性格特性の行動観察手法についてはまたの機会とさせて頂きます。

ちなみに筆者にとってまじめさ、誠実性を磨くことは永遠の課題です!ドン!

編集後記

筆者は年間多くの学生さんに厳しい視線を浴びせる選考官として、
はたまた時に仏のようなキャリアアドバイザーとして接点がありますが、
いつも思うのは「選考に落ちる人落ちない人」の根幹にある違い(問題)は
何だろうという問いです。

最近そんな私の疑問に少し光明をさしてくれた書籍があり、
とても興味深い内容だったのすこーしシェアさせてください。

その書籍のタイトルは「成功する子・失敗する子」という1冊です。
ほんわかした感じのタイトルですが米国の様々な事例や研究成果に基づき、
「人の成功要因とは何ぞや?」にアプローチしている面白い一冊です。

本書の中でも、認知スキル(知識)より非認知スキル(性格)が重要であり、
大人になってからの高い年収や生活水準への相関が強いと書かれています。
(この1冊を読んで非認知スキルをRIETIで検索しました^^;)

ふむふむそうだな、と納得しながら読み進めておりましたが、
残念ながら本書では非認知スキルの伸ばし方には触れられていません…orz

取り上げられている事例を参考に伸ばし方について考えてみたいと思います。

大人になると認知スキル(知識)は伸ばしにくいそうですが、
非認知スキル(性格)はいい大人になっても伸ばせるそうですよ!

(浦 拓平)