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『 真価と進化 』

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2015.01.07号
未来に活きる人材戦略を

こんにちは。
株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

本年初のメールマガジンですので、初心に返りタイトルに掲げている
『未来に活きる人材戦略』をテーマにお話をさせていただければと思います。

では、『 真価と進化 』2015.1.7号、最後までお楽しみいただければ幸いです。


未来に活きる人材戦略を


年末年始に実家に帰省していた際に、中学時代の部活の同窓会に参加しました。
成人式以来に会ったので、近況を知らない友人が多くかなり盛り上がりました。

そんな中、京都大学工学部に進学し、総合電機メーカーに就職している友人が
「自分のやりたい仕事を誤解していた。本当にやりたい仕事を見つけ、転職したい。」
と言っていたのが、非常に印象に残っております。

本人の話では、自分が就職市場における人気大学の人気学部だったからこそ、
様々な企業から内定をもらい、自分のキャリア観ややりたい事を考え直す
きっかけが無かった。とのことでした。

本メールマガジンのテーマに戻りますが、こういった事態を生み出さず、
組織への帰属意識と自律の精神を持って働き、成長し続け、企業に還元を
してもらう事こそが、未来に活きる人材戦略ではないでしょうか?

ややもすると、スペックや採用人数に追われ、本人の価値観や志向を
軽視して採用をしてしまいがちですが、それが結果的に自社にとっても、
採用した人材にとっても、不幸な結果になるのではないでしょうか。

物理的な報酬は最低限必要ですが、本人に対して精神的な報酬を
与えられるように、長期的な目線で採用・育成・評価することが
必要になってくるのではないかと感じます。

近年、人材育成の現場で取り上げられる事の多い「タレントマネジメント」も、
単に「ポジションにマッチする人材を効率的に社内から見つける仕組み」ではなく
「本人のキャリア観を前提に個人の能力を開花させ、自社の発展に寄与してもらう仕組み」
という、社員に対して精神的な報酬を与える意味合いが強くなっています。

時代の変化の中で、日本の経済成長も鈍化してきており、企業の成長に
立ち会える。と言う精神的な報酬が与えにくい環境になっている今、
個々人の価値観や志向性を見極め、見えない報酬を与え、互いが幸福になる
採用・育成・評価を実施していく状況にあるように思います。

個人に対して組織は何を期待し、自社に入ることでどんな人間になり、
どんな価値を社会に発揮できるようになるのか、という点を明らかにして、
メッセージを発信し続けることが、企業にとって未来に活きる人材戦略ではないでしょうか。

編集後記

上記の同窓会で、面白い気付きが有りました。

中学時代にはかなりプライドが高く、とっつきにくい人物だったのですが、
大学に行き、社会人として数年過ごしたことで、かなりの人格者になっており、
思わず驚いてしまいました。

本人に聞いたところ、大学受験や就職活動、仕事で多くの失敗が有り、
その中で色々と自分を振り返る機会が有った。とのことでした。

人事の仕事は「人が育つように機会や仕組みを提供する事」ですが、
人を一番成長させるのは、不意に経験する失敗なのかもしれません・・・
恣意的に失敗を経験させることが出来れば苦労しないのに。と悩むところですね。

では、次回もお楽しみに!

(中村 岳人)