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『 真価と進化 』

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2015.01.21号
「伝わる」=(「わかる」→「理解する」→「会得する」)

こんにちは。
株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

松の内も過ぎ、はや大寒を迎えました。
何とかインフルエンザにはかかるまい、と日々気を張っている
シンカの面々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先週号の加地然り、新しいメンバーを迎え入れる為
社内では着々と「心と研修の準備」が進んでおります。

新卒入社だけではなく中途入社、また部署異動の時期を前に
こんなお話はいかがでしょうか。

それでは、『 真価と進化 』 2015.1.21号、最後までお付き合いください。


「伝わる」=(「わかる」→「理解する」→「会得する」)


京都府京都市 天然寺和尚の講話より。

仏教ではもののわかり方に、三通りあると言い、
・聞いてわかる というわかり方を聞慧(もんね)
・考えてわかる というわかり方を思慧(しえ)
・身体で行ってわかる というわかり方を修慧(しゅうえ)
これらを三慧(さんね)と言うのだそうです。

具体例としてこのように表現されています。
聞慧:畳の縁(へり)を踏んではいけません → 「わかりました」
思慧:気を付けているようだが忙しいときにはまだ踏んでいるよ → 「…わかりま
した」
修慧:体が覚えたようだね、踏まなくなったよ → 「…あっ!!(喜)」 

言葉だけで わかった といってもそれは身についたものではありません。
出来ているように見えて時々凡ミスをする、それもまだ足りていません。
何も言わなくとも手や頭や体がついてくる、それが本当の会得であり
三慧を繰り返すことで人が成長をしていくものだと思います。

そしてその中で、彼/彼女が修慧に至るまで伝え続けることが
伝える側の責任・見守りなのではないでしょうか。


その昔、コールセンターのSVであったころには
【相手に伝わらないのは伝える側の責任】と
教わった記憶があります。これもまた本質なのでしょうが、
伝えよう教えよう だけ考えてもそう簡単にいくものではありません。

上記講話を受け、
【彼/彼女が三慧を経て物事をわかり、その積み重ねが成長となるのだ】
と繰り返し自身に忍耐を課し、伝え教え続けることも
大事な要素であると認識した次第です。

日々追われる中で、またこれからの追われゆくであろう日々の中で
隣席の後輩に時折目を向け、
「今、三慧のどこにいるかな?」
とひそかに問いかけてみようと思います。

編集後記

「大寒の 夜もふつふつと 仕込蔵」

現代俳人、朝妻さんという方の酒蔵を背景にした俳句です。

小寒の初めから大寒の終わるまでの間を「寒の内」と云い、
この時期に汲んだ水は、雑菌が少なく体にも良いとされてきたそうです。
また、長期保存に向いているとされ
この水で作られた味噌、醤油、酒は腐らない とまで云われたとか。

手足も凍るような大寒期に、一番いい水で!一番いいコンディションで!
と蔵人の意地で仕込まれるのが大寒仕込みというお酒なのだそうです。

シンカでは3/1の解禁を前に、制作・研修・スケジューリング・設計と
本日も各担当がふつふつと仕込みを行っております。

今年の暮れには皆様と「16卒、良い採用であった!」と
美味しいひと時を過ごせるよう、しっかり仕込んで参りますので
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

#ちなみに「畳のへりを踏んではいけない」理由については
まとめサイトがありますので、どうぞご参照ください。
とても面白い謂れなのですが大変長くなってしまいそうなため…
泣く泣く割愛させていただきました。 

(近藤 有香里)