2015.03.25号
故事ことわざに思う事
こんにちは。
株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
日中、外を歩くと桜が開き始め、季節の変わりを感じる今日この頃です。
さて、あと一週間で4月になり、新入社員を迎えるにあたり、
改めて大切にしている事や初心を思い出したりされている事かと思いますので、
私の中で思い浮かぶの故事ことわざを共有したいと思います。
それでは、『 真価と進化 』2015.03.25号、最後までお付き合いください。
故事ことわざに思う事
3月最後のメルマガです。
新入社員を迎えるにあたり、自らも初心に帰り、
襟を正さなくてはとお思いの方も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
初心が大事と思う時、ふと思い浮かぶの故事ことわざがありますが、
大人になってから知ったものより、子供の頃に親から言われていたものの方が、
あらためて「確かにそうだな」と腑に落ちる機会が多い気がします。
いくつかご紹介します。
『急がば回れ』
イレギュラーに発生した急ぎの仕事、大量の仕事こそ、
正規の手順を踏まなければ、かえって手間がかかってしまったり、
最悪の場合、ミスしてしまったりしがちです。
時間をかけた検証に裏付けされた手順の省略であれば、効率化と呼べますが、
付け焼刃ではいけません。
言葉のままの事例でいえば、駅など混み合った場所を歩く際、
多くの人が殺到する最短距離のエスカレーターを使うより、
遠回りして階段を使う方が、目的地に早く着けたりします。
運動にもなりますしね。
『情けは人の為ならず』
ご存じ「誰かに情を掛けることは、その人のためにならない」ではなく、
「人に対して情けを掛けておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくる」という意味の言葉です。
家族、友人、仕事仲間の関係では、このような巡りは容易に想像できますが、
名も知らぬ行きずりの人との間にも当てはまります。
ごく身近な例を挙げると、電車で奥から降りようとする人がいる時、
自分がドア付近に立っていたら、一旦ホームに降りて道を開ける。
スムーズな乗降により、自分の目的地への到着遅れが生じにくくなるでしょう。。
また、電車が常にこのような環境であれば、降り難さを懸念して車両奥まで詰めない人も減り、
ドア付近の混雑、発車遅れも緩和されるでしょう。
お互いがお互いを思いやれば、少しかも知れませんが快適になるのです。
最後に、最近知った言葉もひとつ。
『放てば手に満てり』
曹洞宗開祖、道元禅師の言葉で「手放してこそ大切なものが手に入る」という意味です。
『ぶっちゃけ寺』というテレビ番組で曹洞宗のお坊さんが以下のように解説していらっしゃいました。
「手でつかめるものには限りがある。
お金然り、愛情然り――
そして握りしめればしめるほど、
そのものは手からすり抜けていく。
しかし手を開いて、掴んでいたものを解き放てば
無限のもので、手は満たされる。」
なるほど。執着を捨てることによって得られる事、確かにありそうです。
今回ご紹介した言葉は、「そんなの知っているよ」というものがほとんどだったと思います。
でも、知っていることと意識すること、さらには実践することとは違います。
皆様が大事にされている言葉も、あらためて意識し、実践するきっかけになればと思います。
編集後記
メルマガの執筆が回ってくると、新しい本を読んだり、
以前 感銘を受けた本を読みかえす人が多いようですが、
テレビっ子の私は、テレビにネタ元を求めました。
前述の『放てば手に満てり』がその一つです。
もうひとつ、俳優の中井貴一さんが、『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』でおっしゃっていた言葉をご紹介します。
「脇役を務める際には、主役が一番気持ちのいい感じで芝居ができるように支える」というもの。
自らも主役を張れる方の言葉なので、なおさらカッコいいなぁと感じました。
私は、経営管理部の仕事をしておりますが、弊社の場合、主役は現場に出ている営業や納品部門。
面接の場なら、応募者ですね。
主役が気持ち良くパファーマンスを発揮出来る環境作りに努めたいと思います。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに!
(稲村 祥子)