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『 真価と進化 』

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2015.10.21号
~恐怖!サボタージュマニュアル!~

夏も終わり、朝晩はめっきり寒くなりましたね。
私は風邪をひかないよう、布団を多めに掛けて寝ております。
下期もスタートしたところですし、
皆様も体調管理には十分気を付けてお過ごしください。

さて、本日はサボタージュマニュアルという
仕事に役立つ記事がありましたので、ご紹介させて頂きます。


~恐怖!サボタージュマニュアル!~


サボタージュマニュアルというものをご存じでしょうか。
第二次世界大戦中に米国CIAの前身である
OSS(Office of Strategic Services)が、敵国の組織を
内部から弱体化することを目的として作成したもの、なのだそうです。

どんなことが記載されているかというと・・
---
◆常に文書による指示を要求せよ。
◆誤解を招きやすい指示を出せ。意思統一のために長時間議論せよ。
さらに出来る限り不備を指摘せよ。
◆準備を十分行い完全に準備ができているまで実行に移すな。
◆在庫がなくなるまで注文をさせるな。
◆高性能の道具を要求せよ。
道具が悪ければ良い結果が得られないと警告せよ。
◆常に些細な仕事からとりかかれ。重要な仕事は後回しにせよ。
◆些細なことにも高い完成度を要求せよ。
わずかな間違いも繰り返し修正させ小さな間違いも見つけ出せ。
◆材料が適切な場所に送られない工程とせよ。
◆新人を訓練する際は不完全でいい加減な指示を与えよ。
◆能力に見合わない不釣合な昇進を行い有能な者は冷遇せよ。
◆重要な決定を行う際には会議を開け。
◆もっともらしくペーパーワークを増大させよ。
◆通達書類の発行や支払いなどに関係する決済手続きを多重化せよ。
すべての決裁者が承認するまで、仕事を進めるな。
◆すべての規則を隅々まで厳格に適用せよ。
◆何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。
決断を早めるためのショートカットを認めるな。
◆「スピーチ」を行え。できる限り頻繁に長い話をすること。
長い逸話や自分の経験を持ちだして主張のポイントを解説せよ。
◆「愛国的」な主張をちりばめることを躊躇するな。
◆可能な限りの事象を委員会に持ち込み
「さらなる調査と熟考」を求めよ。
委員会のメンバーはできるだけ多く(少なくとも5人以上)すること。
◆できる限り頻繁に無関係なテーマを持ち出すこと。
◆議事録や連絡用文書、決議書などにおいて細かい言葉遣いについて議論せよ。
◆以前の会議で決まったことを再び持ち出し、
その妥当性について改めて問い直せ。
◆「警告」せよ。他の人々に「理性的」になることを求め、
将来やっかいな問題を引き起こさないよう早急な決断を避けるよう主張せよ。
◆あらゆる決断の妥当性を問え。
ある決定が自分たちの管轄にあるのかどうか、
また組織上層部のポリシーと相反しないかどうかなどを問題にせよ。
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おそらく企業あるあるではないでしょうか。
自分自身、実践してしまっているものがいくつかあり、
改めて改善しようと思いました。

一見「悪いことのように見えない」ところが
このマニュアルの恐ろしいところです。

形式・ルールに固執させることで、目的を見失わせる。
すると、どんどん無駄な業務が増え、成果が遠ざかっていく。

そもそも、会議を開く目的は何なのか。
それは長時間掛けて議論する必要があることなのか。

時間を掛けて議事録を作成する目的は何か。
そもそも本当にその議事録は作成する必要があるか。

目的を念頭に置き、当たり前と思っている普段の業務を見つめ直せば、
無駄の発見と、真に時間を掛けるべき重要な仕事が
見えてくるのではないかと思いました。

編集後記

私にも今年から後輩ができたため、
サボタージュマニュアルの下記が特に気になりました。

◆新人を訓練する際は不完全でいい加減な指示を与えよ。

不足している情報は何か考えてほしいので、
あえていい加減・曖昧な指示を出すこともありましたが、
期待した結果が返ってこない恐れもある上に、
新人の仕事へのモチベーションにも影響が出てしまうので、
仕事の依頼の仕方は改めて改善する必要があると思いました。

(山下 晃平)