2016.05.11号
今日からできる「1010」活用
皆さん、GWはいかかでしたか。
ふと見たニュースでは、GW明けから次の祝日まで68日間、祝日がないそうです。
私は、休みの日では用事がないと、家でゴロゴロして一日が終わってしまい、
昼寝をしたことで、朝が早いのに寝付けないなんてことも多いです。
そんな時にやるのが実家の銭湯に入ることです。
そこで今回は、仕事の疲れを取り、スッキリした状態で明日を迎えるご提案です。
ということで、今回は前回に引き続き、今年4月入社の新入社員がお送り致します。
今回のテーマは、「1010」です。
暗号ではないですが、答えはすぐにお分かりになります。
それでは、「真価と進化」2016.05.11号、最後までお付き合いください。
今日からできる「1010」活用
■銭湯の起源
突然ですが、皆さん、お風呂屋さんに行かれたことはございますか?
先月の土曜プレミアムでも映画『テルマエ・ロマエⅡ』が放送され、
最近でも深夜番組でドラマ化し、話題になっていますが、
銭湯の起源はご存知でしょうか。
6世紀、渡来した仏教では沐浴の功徳を説き、
汚れを洗うことは仏に仕える者の大切な仕事と考えられました。
その後、平安時代の末には、京都に銭湯のはしりともいえる湯屋が登場し、
宗教的意味だけでなく、娯楽としても利用されるようになっていきました。
■銭湯の効能
そんな銭湯は、自家風呂よりも気持ちがいいと感じる方が多いですが、
なぜそう感じるのかは、20年程前に解明されていました。
詳しくは、浴場組合のHPにありますが、ポイントは以下の通りです。
1.浴室空間の広さ
→副交感神経とマイナスイオンによる健康効果
2.浴槽のサイズ
→広い浴槽と深さにより、水圧や浮力を利用した健康効果
3.入浴設備
→ジャクジーが認知症の予防・改善にも役立つ
4.体がより温まる
→HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法による健康効果
5.コミュニティ空間
→社交場として精神的ないい刺激が肉体的健康につながる
特に4のHSP入浴法は、是非とも実践してみてください。
その方法は、以下の通りです。
一)手、足など体に遠いところからかけ湯
二)浴槽には心臓の遠いところから浸かる
三)体温より4~5℃高めで浸かる
42℃→10分 41℃→15分 40℃→10分
四)入浴後、37℃以上の体温を10~15分保つ
五)300~500mlの水分補給
この入浴法により、傷ついた細胞を修復し、元気にするタンパク質(HSP)が増え、
疲労回復はもちろん、老化・感染症予防、美肌・ダイエット効果も期待できます。
特に良い睡眠を取るためには、湯上り後、就寝までに30分以上とり、
皮膚からの熱放散の時間を取ることで、深部体温が低下する
という入眠へのプロセスが重要です。
■銭湯としての役割
ここまで、銭湯の効能を紹介してまいりましたが、
今回、紹介したかったことがもう一つございます。
それは、浴槽のポスターで見たある詩でした。
銭湯すたれば 人情もすたる
銭湯を知らない子供たちに
集団生活のルールと
マナーを教えよ
自宅にふろありといえども
そのポリぶろは親子の
しゃべり合う場にあらず、
ただ体を洗うだけ。
タオルのしぼり方、体を洗う順序など、
基本的ルールは だれが教えるのか。
われは、わがルーツをもとめて銭湯へ。
田村隆一という方の詩で、とても共感しました。
私自身、父や兄達とよく一緒に銭湯に入りましたが、
常連のお客さんとお話することもありました。
先程、コミュニティ空間としての銭湯が健康効果をもたらすとありましたが、
社会性やコミュニケーション能力の向上にもなると感じました。
しかしそんな銭湯の数は、都内に昭和40年頃に約2,700軒程あったそうですが、
現在では650軒程だそうです。
実際に私が小学生だった10年前と比べて、実家のお客さんも半減してしまいました。
それでも銭湯は、単なるお風呂屋さんというだけでなく、
地域コミュニティや地域福祉のとして役割を担っていると感じました。
銭湯では、端午の節句である5月5日に合わせて菖蒲湯を行ったり、
それぞれの市区町村で高齢者向け健康教室を行ったりと、
様々なイベントを開催しています。
この機会に一度、近所の銭湯で日頃の疲れやストレスを流しに
行ってみてはいかがでしょうか。
編集後記
私が入社してからとうとう1ヶ月が過ぎてしまいました。
楽しくも疲れた時は、銭湯でゆっくりしています。
すでに実家の銭湯を毎週のように利用していますが、
やはり一人で入るよりも誰かと一緒に入る方がいいですね。
私の密かな目標は、新しくつながりを持った方と銭湯に行くことです!
皆さんも会議で行き詰ったり、気持ちを切り替えたりしたい時に
同僚の方や友人の方と共に銭湯に入れば、
新たな視点ができ、新しい発想が生まれてくると思います!
最後に冒頭の「1010」は「千十」で、銭湯を意味していました。
皆さん、お分かりになりましたか?
それでは次回のメルマガもお楽しみに!
(山田 智之)