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『 真価と進化 』

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2016.05.18号
ソーシャルビジネスの可能性は10兆円

こんにちは。
株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

春かと思いきや、もう夏の予感がしてきました。
私は先週、港区の草野球大会に参加してきました。
結果は9-6で勝利!打撃は今一つでしたが、守備で5つくらい処理できたので
まあよしとしましょう。
思わぬ副産物は、太ももの張りと肩こりが治ったこと。
そろそろ年齢のせいかと諦めていましたが、ただの運動不足。
やはり社内のテニスサークル活動を復活しようと決意しました。

さて、今回は3/16に開催した弊社主催のセミナー
「日本の社会問題とソーシャルビジネスの可能性」のレポートをお届けします。
ご参加いただけなかった方もぜひご参考になさってください。

それでは、『 真価と進化 』2016.05.18号、最後までお付き合いください。


ソーシャルビジネスの可能性は10兆円


3/16のセミナーでは、内閣府地域活性化伝道師、アショカフェロー等をお勤めの
NPO法人えがおつなげて・日本の田舎は宝の山株式会社代表の曽根原久司氏に
ご講演をいただきました。

当日は、大学生から20代・30代会社員、40代・50代企業経営者の方まで
25名の方にご参加いただきました。
ソーシャルビジネスという新しい領域に対して理解を深めると共に、
新しい働き方、事業の在り方のヒントにしていただけたように感じています。

ソーシャルビジネスという言葉をご存じの方も最近は増えてきたと
思います。社会問題をビジネスの力で解決することを指します。

では、日本の社会問題とはどんなものがあるでしょうか?

・医療・福祉・高齢化・子育て・環境
・地域活性化(農村・中心街)
・ひきこもり・いじめ・教育・芸術
・文化・貧困・災害救援・自給率
・人権擁護・平和推進・国際協力
など

これらの問題に対して、実際に取り組まれている現在のソーシャルビジネス
の市場規模は、事業者8,000、市場規模2,400億円、雇用者32,000人だそうです。

有名な取り組みの例として、以下のような取り組みをご紹介いただきました。

・高齢化、地方活性化として、徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」
・貧困として、「ビッグイシュー日本」
・教育、地域活性化として、「高校生レストラン」

では、世界のソーシャルビジネスはどうなのか?

・アメリカの貧困層の教育に取り組む「Teach for America」
 2010年、文系学生の就職人気ランキングでは、googleやAppleを抑えて
 第1位を獲得。日本では考えられません!

・バングラデシュの貧困層や女性に小口融資を行う「グラミン銀行」
 2006年にノーベル平和賞を受賞しています。

・イギリスの農村地域の自然保護や歴史的建造物の保護を目指す
 「ナショナルトラスト」。その保護資産の総面積は2,500平方㎞になる。

世界のソーシャルビジネスの市場規模を参考に、日本の市場規模を算出すると、
どの程度になるでしょうか?

イギリス 事業者55,000、市場規模5兆7,000億円、雇用者775,000人
日本   事業者8,000、市場規模2,400億円、雇用者32,000人

イギリスの人口は日本の約半分ということを加味して単純計算すると、
日本の市場規模のポテンシャルは以下のようになります。

日本   事業者100,000、市場規模10兆円、雇用者1,500,000人

市場規模10兆円といえば、コンビニ業界と同規模です。
ビジネスとしても非常に魅力的であることがわかりました。

今回のセミナーで、私は以下のようなことを感じました。

「やはり、課題あるところにニーズあり」
「やり方はある。課題解決を諦めてはいけない」
「課題とリソースをつなげは、ビジネスは生まれる」

アベノミクスの息切れ感も見えてきました。
やはり金融政策では、実体経済は活性化しないのではないか、
という現実が明るみになってきたのではないでしょうか。

それでも日本には課題(=ニーズ)が山積しています。
ソーシャルビジネスという切り口でお考えになってみてはいかがでしょうか?

編集後記

3/16のセミナーご参加者の皆様に、「あなたが関心のある社会問題は?」
と伺ったところ、以下のようなランキングになりました。

第1位: 教育       (19票)
第2位: 労働       (13票)
同2位: 地方活性化    (13票)
第4位: 資源・エネルギー (10票)
同4位: 食糧       (10票)
第6位: 子育て      ( 8票)
第7位: 医療       ( 4票)
同7位: 介護       ( 4票)
第9位: 防災       ( 2票)

みなさん実感を持っている領域に関心が高いということがわかりました。
それにしても、学生、社会人が人生の1/3の時間を過ごす
「教育→学校?」「労働→会社?」が問題というのは、
私たちの幸福感を向上させるためには、相当重要なテーマだなと感じました。

このアンケートも受けて、6/7には「働き方を変えよう」というテーマで
「ワークライフバランス」「ワークスタイル変革」「テレワーク」
「ダブルケア」「人材育成」などキーワードにしたセミナーを開催致します。
ご興味のある方はぜひお越しになってください!

では、次回のメルマガもお楽しみに!


(田中 裕也)