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『 真価と進化 』

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2018.02.21号
人生100年時代のライフシフトに備える

こんにちは。
株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。

テレビでは冬季オリンピック一色ですね。
メダル獲得数は海外開催の冬季五輪では最多の9個(金2、銀5、銅3)とのこと。
愛国精神で国際大会を見る私としては、
少子高齢化日本にもまだまだ希望の光があると感じられ、嬉しく思っています。

さて、今回は2/14(水)に開催させていただきました
ソーシャルビジネスセミナーレポートをお届けします。
「変わりつつある日本のシニア市場とその対策
~人生100年時代、ライフシフトに備える~」
のエッセンスをかいつまんでお伝えし、参考にしていただければと思います。


それでは、『 真価と進化 』2018.2.21号、最後までお付き合いください。


人生100年時代のライフシフトに備える


2/14(水)19:00-21:00@大手町スペースパートナーにて
ソーシャルビジネスセミナー「変わりつつある日本のシニア市場とその対策
~人生100年時代、ライフシフトに備える~」を開催させていただきました。

当日は、経営者、経営企画、事業企画、人事、学生、
リタイア後のシニアの方まで約20名の方にお集まりいただき、
人生100年時代について、シニア市場の変化について共に学ばさせていただきました。

講演者は「A4・1枚究極の企画」の著者でもある
日本元気シニア総研・顧問の富田眞司先生をお招きしました。
富田先生も77歳現役で、まさにアクティブシニアを体現されている当事者で、
とても説得力のあるお話でした。

以下に私なりにポイントをまとめましたので、
ご自身の人生、働き方、シニア市場攻略について
お考えになるご参考にしていただければと存じます。


1.人生100年時代の人生戦略とは?
・2007年生まれの子供は、50%の確率で107歳まで生きるという。
・これまで、20年教育/40年仕事/20年老後だったが、
 これからは、20年教育/60年仕事/20年老後という人生を我々は経験することになる。
・年金支給額が減少し、80歳まで働かなければ食べていない時代がやってくる。
・一方、AIの進化により、多くの仕事がコンピュータに奪われる。
・よって、企画、創造、高度なコミュニケーション、忖度が必要な仕事ができ、
 その人脈をもっておかねばならない。

2.シニアマーケットの実態とは?
・超高齢化でシニア1人あたりの消費は減る。増えるのは医療費だけ。
・シニアの実態は、統計や調査では正しく掴みきれない。
・定年後は未体験時代を向かえ、どうしてよいのか分からない「糸の切れた凧」状態になる。
・シニアは、不動産・金融資産・収入を持つ者と持たない者の格差が大きい。
・60歳以上でまだ働きたい人が7割にも達する。

3.シニアの全体像を把握する
・シニアは、金・時間・健康・心が豊富。
・「GTI(G:元気で、T:楽しく、I:生きがいをもって)でPPK(ぴんぴんころり)」
 (一般社団法人 日本元気シニア総研提言)を目指す。
・未体験時代の人生プランをきちんと考える必要がある。
・ビジネス、社会貢献、学習、趣味・スポーツ、家族の成長というやりがいが重要。
・老後、仕事人間の亭主はやることがないこと、奥様の小言がストレス。
 奥様は、亭主が家にいること、家族の面倒がストレス。

4.生きてきた時代で生き方が変わる5つの世代分析
 (一般社団法人 日本元気シニア総研提言)
・シニア市場といっても、60歳~90歳でみても30年もある。
 0~30歳をひとくくりの市場とみなす事はあるか?細分化して捉える事が重要。
・プレシニア、団塊シニア以下、戦中ニシア、戦前シニア、長生シニアの5世代に分けられる。

5.健康と資産によるシニアの8つのライフスタイル分析
 (一般社団法人 日本元気シニア総研提言)
・シニアの関心が高いのは、「1位:健康」と「2位:お金」。その2軸で分類する。
・シニア市場の主な攻め方はセグメント別に、
 プレミムシニア(資産運用)、行動派シニア(旅行・スポーツ)、
 エンジョイライフシニア(趣味)、孤立在宅シニア(癒し・在宅)、
 アクティブシニア(生涯現役)、リーズナブルシニア(格安趣味・旅行)、
 ぎりぎり生活シニア(在宅・引きこもり)、要介護シニア(要介護)。
・それぞれのライフスタイルの実態に合わせた攻略法を考える必要がある。
・既存市場(食料、交通、被服など)は、レッドオーシャンで厳しい。強みと工夫が必要。
・実現可能な需要(ペット、スポーツ、スマホなど)を顕在化する方法は、可能性が高い。
・新規市場の創造(生涯現役、シニアファッション、社会貢献など)は、難しいが需要はある。


20年教育/60年仕事/20年老後という人生だった場合、
つまり80歳定年まで皆が働きたい、働かなければいけない時代が
この先ほぼ確実にやってくるとしたら、現役世代の私たちはどう備え、
これから社会に出る若者にはどう指導していく必要があるでしょうか?

◆シニア市場をより詳しく知りたい方はこちら
一般社団法人 日本元気シニア総研ホームページ
http://genkisenior.com/
一般社団法人日本元気シニア総研 - 高齢者向けビジネスの活性化支援、情報提供
genkisenior.com
シニアの仕事力向上と働く場の創出 & シニアビジネスマッチング

編集後記

80歳定年で60年間働くとしたら、私はまだ社会人人生14年、
激変する社会で残り46年も働き続けるならば、
長期ビジョンはぶらさずに、変化に適応し、新しい学びを続けなければいけないと
強く感じさせられる大変良い機会となりました。

私自身はワーカホリックですから、
「きょうようがない、きょういくがない(今日、用がない、今日、行くところがない)」
シニアになる可能性が高いと感じました(笑)

子供の頃、「田舎は暇すぎて辛い」と思って都会に出てきた自分としては、
老後に「暇すぎて辛い」という思いをしないように、
仕事以外の学習、スポーツ、遊びなどにもできるだけ時間を作ろうと思わされました。

皮肉なことに、長生きを望んだ人類は、
長生きに悩まされるという贅沢病にかかっているようです。
それでも人類の欲望はとどまる事を知りませんから、
私たちはどう適応するかを考えていくしかありませんね。
適応できるものだけが生き残るのですから。

(田中 裕也)