2018.02.22号
道徳という価値観
こんにちは。株式会社シンカメールマガジン『 真価と進化 』編集局です。
連日失礼致します。オリンピック増刊号を配信させていただきます。
平昌オリンピックも終盤ですが、熱戦が続いていますね。
皆様はどの競技に注目されているでしょうか。
「レジェンド」と呼ばれるスキージャンプの葛西紀明選手から、
スノーボードを始めとした10代の選手まで、
幅広い年代の選手が精一杯頑張っている姿は、
本当にかっこいいですよね!
順位という勝ち負けはありますが、選手の方、お一人おひとりにとって
悔いの無い大会になればいいと、陰ながら応援しています。
それでは、『 真価と進化 』2018.02.22号、最後までお楽しみください。
道徳という価値観
先日、「君たちはどう生きるか」(漫画版)を読んでみました。
現時点で170万部という爆発的ヒットとなっている話題の本ですので
既に読んだ方、またこれから読もうと思っている方も、
非常に多いかと思います。
内容は主人公である中学2年生の「コペル君」と、コペル君の悩みや想いに
真摯に向き合いアドバイスをしてくれる「叔父さん」。
その二人のやり取りを通じてコペル君が成長していく、
まさに文字通り「君たち(≒コペル君)はどう生きるのか」、
コペルくんが思い悩みながらも自分で答えを見つけ、成長していく姿が
描かれている本です。
「自分は世界の一部であり、人と人とが結びついて世界ができていること」
「自分が恵まれた環境にいることに気付くことで、感謝ができるようになること」
本の中には、はっとさせられる事柄(事件)が散りばめられていますが
一番心に残った事件を挙げるとすると、「コペル君の裏切り」と
「裏切ったことによるコペル君の葛藤」を挙げる方が
多いのではないでしょうか。
「正しいこと、良いことだとわかっていながらも、勇気が無くてできない自分」
「約束したにもかかわらず、勇気が無くてできない自分」
誰もが一度は経験したことのある、苦い経験ではないでしょうか。
そんなコペル君に、叔父さんは言います。
“いま君は、大きな苦しみを感じている。
なぜそれほど苦しまなければならないのか。
それはね、コペル君。
君が正しい道に向かおうとしているからなんだ。”
(中略)
きっと君は、自分を取り戻せる。
あらたな一歩を踏み出すことができる。
僕たち人間は、
自分で自分を決定する力をもっているのだから。”
正解がない世界、「VUCA」の時代と言われて久しい昨今、
一人ひとりの心の中の「良心」や「道徳」といったものが
これから重要な役割を担ってくるのではないでしょうか。
一方で、忘れてはならないのは、そういった「良心」や「道徳」もまた、
時代や場所(文化)の影響を多分に受けているということだと思います。
コペル君は自分の裏切り行為に対して、非常に悔やんでいましたが、
時代が違えば、また文化が違えば、「自分を守ることが優先」という
価値観もあるのではないでしょうか。
何が今の時代の、もしくは日本の、「道徳」なのか。
それに対して「自分たちはどう生きるのか」。
自分自身の価値観を知る為にも、時を越えて、
何度も読みたい本だと思いました。
編集後記
ちなみに私は、昨年の12月から体力強化の為に、スポーツジムへ
通い始めました。
そのスポーツジムは規模も大きく、ランニングマシンやトレーニングマシン、
またスイミングプールの他、「プログラム」という1時間程度の
各種レッスン(教室)も随時開催されています。
今までマシンを使ったトレーニングしかしていなかったので、
少し新しいことにチャレンジしようと、そのとき開始時間が一番近かった
プログラムに飛び入り参加。
そこはなんと「ヒップホップダンス」のプログラムで、
周りは既に何度かプログラムを受講している(ように見える)人たちばかり。
学生時代、ダンスに全く縁の無かった私も、先生の見よう見まねで
なんとか踊ってみるものの、文字通り「箸にも棒にもかからない」状態。
本当に恥ずかしかったのですが、「何事も最初は全くできない」、
「やってみるからできるようになる」と開き直ってなんとか最後まで受講。
最後には「次はもう少し踊れるように頑張ろう」と
再チャレンジを決意している自分がいました。
オリンピック選手のように極めるまでは、相当長い(おそらく届かない)
道のりだとは思いますが、コツコツ頑張ってみたいと思います。
それでは、次回のメルマガもお楽しみに!
(吉岡 佑里子)