2018.04.18号
グローバルシンドローム
こんにちは。
株式会社シンカの山内と申します。
今年は桜の開花も早く、天候にも恵まれていたため、
長い期間、桜を楽しむことができましたね。
ただ、昨年より色づきが若干薄かった気がします。
気候の影響もあるのでしょうか。
4月も後半に突入しましたが、まだまだ昼夜の気温差もありますので、
体調管理には気をつけましょう。
グローバルシンドローム
弊社の新卒採用活動の一環で、学生と日々面談をしていますが、
今年は例年と比べてより一層、「やりたいこと」として
『グローバル』を掲げる学生が多いように感じます。
■早稲田大学 女性
ASEANのインフラ開発に関わって、世界の発展に貢献したい。
日本の良さを世界に認識してもらいたい。
■北海道大学 男性
ベトナムに学校を建設するボランティアに参加した経験から
発展途上国の人たちに教育を提供する仕事がしたい。
■立命館大学 男性
留学先で、多くの国の人と触れ合い、お互いの文化を理解するのが楽しかった。
グローバルな環境で仕事がしたい。
さて、現状、ドメスティックな事業展開をしている弊社としては、
「素晴らしい志だなぁ、すぐにはニーズに応えられないかなぁ」と
心のなかでは少し逡巡しながらも、本人たちの思いを掘り下げて聞いてみます。
すると、動機は留学等の実経験に基づいているものの、
「本当に心底やりたいの?」と聞くと、大半の学生は目が泳ぎます。
「やりたいことを言わなくちゃいけない」という強迫観念から
わかりやすい経験を紐付けている、というのが実情のようです。
・「成長」し続けるためにグローバルマーケットで戦い続けた果ては?
・すべての国が先進国と同じように「発展」すると、地球はどうなるのか?
・あなたのいう「グローバル」とは何なのか?
そんなことを問いかけ始めてしまうと、「グローバル」に働きたいという
学生の9割以上はフリーズしてしまいます。
ちょっと質問が厳しすぎたといつも反省はするのですが、
「グローバルにビジネスをしなければならない」という焦燥感から脱却し、
足元にもたくさん「やるべきこと」が転がっていることに
気が付いてほしいなと思っています。
もちろん、自分の身を削って、途上国の医療や教育、
貧困問題に貢献しようとする
若者もいることは、本当に頭が下がる想いです。
実際にグローバルビジネスに従事されている皆様は、
彼らの「やりたいこと」=「グローバル」に対して、
どんな問いを投げかけ、本意を探っていらっしゃいますか?
ちなみに、弊社が追いかけているのは、下記の「グローバル人材」です。
■国際教養大学 女性
東京の一等地育ち、田舎で学びたいと思い秋田へ。在学中にノルウェーへ留学。
ノルウェーは高福祉国家であるが、財源は原油による莫大な貿易黒字で、
国内でも石油事業縮小派と反対派がいることを知り、
結局は各国それぞれ課題を抱えていることを実感する。
働く場所にはこだわっておらず、やりたいことはまだ定まっていない。
編集後記
例年、お花見企画は新人にお願いしているのですが、
今年は3月が開花ピークだったこともあり、
「高尾山ハイキング」という別企画を新人が用意してくれました。
ただ、開催予定日は雨の予報…。
予報が出た翌日に、代替案として用意してくれた企画は下記でした。
■常設型リアル脱出ゲーム@下北沢
http://realdgame.jp/ajito/shimokitazawa/event/ptg.html
制限時間いっぱいまで夢中になり、普段と違う脳を使って、
心地よい疲労感がありました。
先輩たちと遊んでくれる新人たちに感謝です。
(山内 綾子)