2018.06.20号
SDGsとは
こんにちは。
今年4月に株式会社シンカに入社致しました、菅原と申します。
社会人としての一歩を踏み出し、生活リズムは大きく変化し、
今まで触れることの無かった商習慣に混乱することもありました。
そんな中で、先日参加したあるワークショップで、
「SDGs」にまつわるある体験をし、ハッとさせられました。
それでは、『 真価と進化 2018.06.20号 』、最後までお楽しみください。
SDGsとは
みなさん、”SDGs(エスディージーズ)”をご存知でしょうか。
※私は初めて見たとき、正しく読めませんでした。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称であり、
文字通り、”世界の持続的な発展を実現”するために、
2015年9月、ニューヨークで開かれた国連サミットで採択されました。
国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた17項目の目標と、
それを達成するための具体的な169のターゲットが記されています。
以前、SDGsについて調べた際は何処か他人事のようで、
SDGsがどのように持続的な発展につながるのか、ピンときませんでした。
そこで先日、こども国連さんが主催する
SDGsをテーマとしたワークショップに参加してきました。
今回はその時の体験についてお話ししようと思います。
ワークショップでは、カードゲームを通じ、
2030年までの世界をシミュレーションしました。
ルールは以下の通りです。
・20のチームに「時間」「お金」「プロジェクト」のカードが配られる。
・プロジェクトの実行にはお金と時間を要する。
・プロジェクト実行の対価として「お金」と「やりがい」が得られる。
・プロジェクトを実行すると世界の状況メーターが増減する。
・チームごとに価値観と目標が設定されている。
(富を蓄える人生、やりがいを集める人生など)
気になった方は一般社団法人イマココラボ様のHPを御覧ください。
https://imacocollabo.or.jp/
そしてこれが前半戦終了時の世界の状況パラメータでした。
経済:●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
環境:●●●
社会:
次にこのいびつな発展を遂げた世界を具体的にイメージしました。
それは今と変わらぬ資源効率で消費と生産が加速し、経済成長が環境悪化を生む社会であったり、
劣悪な環境での児童就労が増加し続ける社会など・・・
そして、自分たちが豊かな人生を謳歌するためには、
何が必要なのか、話し合った上で後半戦がスタートしました。
後半戦からは、全チームでバランスのよい発展のために
どんなプロジェクトを実行すべきか真剣に議論しました。
自分の目標を度外視し活動するチームもあり、非常に胸が熱くなりました。
大盛り上がりのゲームが終了し、プレゼンターが次のように話しました。
「世界の状況パラメータは現実にもある。それこそがSDGsです。
しかし、ゴール設定だけでは成果が出ないことをみなさんは痛感したはずです。
今回のゲームの前半と後半の大きな違いはなんだったのでしょうか」
確かに指標は常に目の前にありました。
しかし、利益性が高いプロジェクトを行うことに終始していた私にとって
掲げられていたSDGsは見えていませんでした。
この"SDGsに対する認識の違い"こそが前半と後半の違いでした。
また、現実には今回のゲーム以上に様々なプロジェクトがあります。
一部の人たちの課題意識だけでは一進一退を繰り返すばかりで
SDGsの達成は非常に難しいでしょう。
"持続的な発展"のために、私たち一人ひとりのあり方を問われても
あまりに遠い目標を前に、「果たして何から始めたら良いのだろう」
と、手が止まってしまいますよね。
そこで、17の目標をざっと眺めるよりは、
テーマを絞って169のターゲットをご覧になることを、個人的におすすめします。
皆様の行動の変化も含めて、
今回のメルマガを楽しんでいただけると幸いです。
編集後記
SDGs以外の学びとして、ワークショップをする上で
「他人に考えで問いを立てること」の重要性についても実感しました。
ポストイットを使ったブレイン・ストーミングは
最もよく使われる手法の一つですよね。
しかし、文字情報は一見しただけで伝わってしまうので、
意思疎通した気になってしまいがちです。
※例えば「お互いの間にある壁」と表現した時、
それは物理的な壁なのでしょうか、あるようでない壁なのでしょうか。
穴が空いている壁なのか、分厚くすべてを遮断する壁なのでしょうか。
参加者の意見に対する深い分析によって、成果物の質は大きく向上します。
「そもそも意思疎通とは難しい行為だ」という認識が非常に大事ですね。
それでは、次回メルマガもお楽しみに!
(菅原 隆)