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『 真価と進化 』

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2018.10.10号
SDGsの文脈で自社事業を語る

こんにちは。株式会社シンカの菅原と申します。
4月にシンカに入社し、小売やメーカーなど業界幅広く担当を持ちながら、
採用に関するご相談をお客様から伺ってきました。
 
その中で学生の動機づけの一つの手法として、
自社の事業内容や組織の在り方という事実に加え
そこに至った背景や想い、自分たちなりの価値観を添えることで
企業らしいオリジナリティのある魅力が表現できると感じています。
 
今回はその切り口の一つとしてのSDGsについてお話したいと思います。
 
それでは、『 真価と進化 2018.10.10号』、最後までお付き合いください。


SDGsの文脈で自社事業を語る


自分たちの事業の魅力の確認は、冒頭で記載したような新卒採用だけでなく、
中途採用におけるリファラル採用や社員のリテンション、
そして自身の働きがいの向上など様々な効用が期待できます。
 
良い事業の定義は非常に難しいテーマですが、
有名な考え方の例として近江商人の三方良しの心得があります。
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「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。
売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売である
ということ。近江商人の心得をいったもの。
デジタル大辞泉より
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自社の利潤と顧客満足だけでなく、社会という視点を持つという
示唆に富んだ考えではありますが、
ここから更に、社会貢献という大きく抽象的な言葉を具体化する必要があります。
そのためのわかりやすい指標の一つがSDGsあり、
SDGsを読み解く上で、参考になるレポートをここでご紹介しようと思います。
 
2018年版のSDGsに関するこのレポートは
SDSNとドイツのベルテルスマン財団が共同で発表しているものです。
非公式なレポートなのですが、国連統計委員会が承認したSDG指標を用いて
色や図などで各国のSDGsに対する取り組み具合が視覚的にわかる資料です。
 
本文では日本の帳票がp248,249に記載されており、
17の目標と169のターゲットがそれぞれ「良い方向に向かっているか否か」が
矢印で表現されています。
 
是非、自分が関わっている事業と関連のある
目標やターゲットの、"矢印"を確かめてみてください。
 
そうすることで、自身の仕事が、日本がこのペースであれば達成予定である
「質の高い教育をみんなに」という指標を支える事業なのか、
目標に対して後退してしまっている、
「安全な水とトイレを世界に」という指標を他国が達成する支援をする事業なのか
 
事業のポジションを体系的に捉えることができます。
この機会に貴方の仕事の意義を改めて確認してみてはいかがでしょうか。

編集後記

先日、急な思いつきでホームセンターで木材を買ってきてDIYをしてみたのですが
ホームセンターで借りられる工具の種類の多さに驚きました。
 
そこで、ふと様々なシェアリングサービスが普及するなかで
どんなものがレンタルできるのか気になったので調べてみたところ、
私も利用したことがある、個人間のカーシェア、レンタルスペースの他にも、
服、傘、枕も借りる事ができるようです。
 
また、家事代行や街のガイド、建設職人のように
人の時間とスキルを借りるサービスの多さと多様性に驚きました。
 
有限なものは他人より先に確保するという考えになりがちですが、
物も人材も取り合うのではなくシェアするという
価値観と手法が広がっていくといいなと感じています。
 
(菅原 隆)