2026.05.20号
シャボン玉は、自分で吹きたい
こんにちは。株式会社シンカの山内と申します。
今期から、AIの有料版を契約し、積極的に触り始めています。
最初は、ファイルでのアウトプットを求めすぎたあまり、
早々にクレジットを消費するなどの失敗もしながら、試行錯誤を続けています。
AIに慣れてくると、自分の仕事のなかでも、
「これはいずれAIでできそうだな」
「ちょっと企画の壁打ちに付き合ってもらおう」
「頭のなかにイメージはあるんだけど、具体化してもらおうかな」
と考えるタイミングが増えました。
時間をかけていたことが、一瞬で形になる。
自分の頭の中で、ぼんやりイメージしていたものが、
想像以上のスピードと精度で、たたき台として出てくる。
「ホワイトカラーの仕事が奪われるのではないか」という話もありますが、
実際に使ってみると、判断や観点、方向性は
こちらが提示する必要があることが、よくわかります。
優秀なジェネラリストのアシスタントを得た感覚で、
仕事が取られる怖さというよりも、今は純粋に面白さを感じながら使っています。
ただ一方で、「自分の手が動かなくなる」ことには少し恐怖もあります。
もし本当に「AIに仕事を奪われる」時代が来たら、その時は潔く別のことをやろうと思っていますが、
その時に、年を重ねていても、身体ができるだけ動く自分でありたいと思います。
そんな中、プライベートでは、気温がこれ以上高くなる前にと、
毎週末、娘と公園に出かけています。
娘がずっと欲しがっていた、スイッチを入れると大量にシャボン玉が出続ける装置を
先日ディズニーランドで購入し、公園に持っていくのですが、確かに楽しい。
シャボン玉がキラキラと大量に舞う様子は、大人でもちょっとテンションが上がります。
でも、意外と、5分も経たないうちに、別の遊びを始める娘。
一方、昔ながらの、グリーンの持ち手の、自分で吹くタイプ。
こちらをやり始めると、延々と、黙々と吹き続けます。
自分の息遣いと風、液の付け具合によって変わる大きさや飛び方。
結局、そういう手触り感が楽しいんですよね。
今、私がAIを楽しめているのも、こちらの働きかけに対し、
出てくるアウトプットの精度や反応自体を楽しんでいる感覚です。
先日、娘とタケノコ掘りに行った時も、何も遊び道具がなくても、
枝を使い、石を拾い、アリを追いかけ、何時間でも遊んでいました。
たんぽぽの綿毛を飛ばして、「シャボン玉みたい」と思う感性。
そういう部分こそ、AIに置き換わることのない、
人間らしさなのかもしれないなと思っています。
編集後記
週末の公園で、娘が今一番ハマっているのは、砂遊びです。
6月頭には、友人の田んぼで田植えをする予定なので、
娘の反応を想像して、今から楽しみにしています。
AIで仕事を効率化しながら、土日は土を触る生活。
そのバランスが、今の自分にはちょうどいいのかもしれないと感じます。
長い目で見れば、働き方や仕事のあり方も、これから大きく変わっていくのでしょう。
それでも、「傍(はた)を楽にする」という仕事の本質は、きっと変わらない。
人間らしさがどんなところに残っていくのか。
そんなことも楽しみながら、AI時代と付き合っていければと思っています。
とはいえ、泥まみれの靴下を洗う作業だけは、早く何かに代わってほしいです 苦笑
それでは、次回もお楽しみに!
執筆者プロフィール
株式会社シンカ
ディレクター
山内綾子
1984年北海道札幌市生まれ。筑波大学人間学類心理学専攻卒。2007年、新卒でシンカに入社。
上場企業への採用コンサルティングや、エージェント事業の立ち上げに従事。
自社の経営改革の過程で、従業員の立場から、人事制度刷新や中期経営計画策定を経験し、
「我がごと経営」というサービスコンセプトを立案。
現在は、自社の新規事業開発と並行して、中小企業向けの採用支援をはじめ、
総務業務の改善・事業計画策定・人事制度改革・新規事業の立ち上げなどを支援。
子育てをしながら、自社の宿泊施設がある地方と東京を行き来し、地域通貨の運営にも取り組む。