2026.08.12号
成長の実感
こんにちは。株式会社シンカの分部と申します。
先日、パーソル総合研究所より、
「働き方改革による就業と意識の変化に関する定量調査」が発表されましたが、
なかなか興味深い結果でした。
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<働き方改革の『成果』>
・管理の厳格化により、残業時間が減少
メンバー(▲6.7h/月)/ 上司(▲9h/月)
・睡眠時間の増加
メンバー(+5.3h/月)/ 上司(+4.3h/月)
・結果、燃え尽き症候群の改善 & 人生満足度が向上
⇒ 一方で『歪み』が発生
・仕事の過密化(短時間での成果創出)
・業務の無機質化(こなし仕事化)
・関係の希薄化(職場の一体感の喪失)
<働き方改革の『副作用』>
(1)職場の「低体温」化
・仕事への没入機会・挑戦機会の減少
・管理職の役割の魅力低下(マイクロマネジメント化による対応負荷増)
(2)部下の「成長錯覚」化
・メンバーは、マイクロマネジメントされるほど、自身が「成長した」と実感
・上司は、マイクロマネジメントするほど「部下の育成不足」を実感
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仕事への没入・挑戦が減る中、マイクロマネジメントによって、
部下は「自身が成長した」と感じている、ということを示唆しています。
私自身のことは、何度かこのメルマガで書かせていただいていますが、
社会人歴20年越えとなった今、記憶があいまいな過去も多い中で、
自身が成長したと強く感じる場面を振り返ると、以下の2つでした。
1)がむしゃらだった一年目を乗り越えて、自分の考えで仕事を進められるようになった二年目
2)運用の仕事に加えて、営業の役割を担うことになったとき
記憶に残っているのは、安心してできる仕事の延長線で幅を広げていた時ではなく、
コンフォートゾーンを超えた先に新しい世界がひらけた時でした。
AI普及により、これまで以上に、一人一人が
自ら考え新しい価値を生み出す力が求められる時代です。
だからこそ、今回のレポートの結果に、私は危機感を覚えました。
自分自身も含めて、本当に成長しているのか、成長した気になっているだけなのか。
時々立ち止まって振り返りながら、あえてコンフォートゾーンの外に出る機会を
自分自身に作っていきたいと思います。
※パーソル総合研究所「働き方改革による就業と意識の変化に関する定量調査」2026年6月
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/workstyle-reforms/
編集後記
ここ数年は、資格試験の勉強を続けています。
これまで、大手企業様向けに採用を中心にご支援させていただいてきていますが、
会社として組織人事支援や経営改善支援に取り組む中で、
自分自身ももう一段視野を広げたいと思ったことがきっかけです。
勉強すればするほど、自分が知らないことばかりだと痛感します。
一方で、その感覚は社会人になったばかりの頃や、
新しい役割に挑戦した頃と少し似ている気もします。
年齢を重ねても、まだまだ学ぶことがあるのはありがたいことですね!
知識とともに、さまざまな経験を増やし続けていきたいなと思います。
それでは、次回もお楽しみに!
執筆者プロフィール
株式会社シンカ
マネジャー
分部理恵
1980年生まれ。新潟県新潟市出身。東京理科大学工学部経営工学科卒。2004年に新卒でシンカ入社。
大手上場企業の新卒・中途採用アウトソーシング支援を中心に担当し、
採用支援システム開発や若手育成、業務標準化を経験。
経営不振の中、マネジャーとして案件採算適正化や看板事業の撤退、見積金額標準化を推進。
また、従業員主導の人事制度改革プロジェクトに参画し、自社の経営改革に携わる。
現在は大手企業の採用のご支援を中心としながら、
新たな専門スキルを磨くため、資格試験に挑戦し、2024年日商簿記検定1級に合格。
2025年度 税理士試験「財務諸表論」に合格。