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『 真価と進化 』

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2026.3.11号 VOL.325
義父を偲び、家族を想う時

こんにちは。株式会社シンカの村井と申します。

今年1月に義父が急逝し、先日、四十九日法要を終えました。
仏教では、この四十九日間を「中陰」と呼び、亡くなった人が次の世界へ進むための
大切な期間とされます。
私たち家族にとっても、突然の別れを受け止め、心を整える大事な時間でした。

義父を中心に長年築いてきた家族のつながりを改めて感じたのは、法要後の食事会でした。
義母の落ち着いた様子や、成長した孫たちが自然と義母に寄り添っている姿に
、義父が遺してくれた絆の大きさを実感しました。

保育園や習い事のお迎え、学校イベントへ必ず参加して見守ってくれたこと、
町のお祭りや盆踊りに連れて行ってくれたこと、
孫たちには、幼い頃から遊んでもらったり、応援してもらった思い出がたくさんあります。
その記憶が支えになったのか、晩年の介護では「今度は自分たちの番だ」と、
私たち以上に積極的に義父を支えてくれました。

時間が流れ、役割が巡り、世代が受け継がれていく、
その姿は、義父が人生を通して家族に示してきた愛情の延長線のようにも感じます。

今回の法要を通して改めて思うのは、義父が遺してくれた家族の縁や温もりを、
これからどう未来へつないでいくか、それを考え、行動していくことが、
遺された私たちに託された大切な務めなのだということです。


編集後記

「墓じまい」という言葉を耳にすることが自分の周りでも増えました。
少子高齢化や核家族化によってお墓を継ぐ人がいなくなる問題や、
就職や転勤で地元を離れる人が増え、遠方にある墓の管理が難しくなっていること、
お墓の維持費・お布施・交通費など、継続的な金銭的負担の大きさもあります。

こうした現実を受け、「子どもに負担をかけたくない」想いや、
「自分の代で区切りをつけたい」という考えから、永代供養や納骨堂、
樹木葬など承継者不要の供養を選ぶ人が増えているようです。

供養の形が多様化する今、どの形が自分たちにとって良い選択なのか、
家族で確認しておくタイミングだと思いました。
元気な時に笑いながら、自分のエンディングを考え、話しておきたいなぁと思います。

それでは、次回もお楽しみに!

執筆者プロフィール

株式会社シンカ
プロジェクトマネージャー
村井一美

東京都台東区出身、実家は下町のうなぎ屋。
東洋英和女学院短期大学を卒業。学生時代はバスケットボール部やラクロス部で汗を流すなど、
常に体育会系の活動に励む。
2002年に株式会社シンカへ入社し、子育てと仕事を両立しながら採用・バックオフィス領域の
スーパーバイザーを長年務める。
現在は、業務設計や管理での豊富な経験を武器に企業の現場に伴走するコンサルタントとして、
大手企業から中堅中小企業まで幅広く担当する。