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『 真価と進化 』

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2026.04.22号
抜擢人事で何が起きた?(Vol.2)「ハレーションはあったのか?」

こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。
いつも、メルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

創業から30年の歴史のなかで、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。

激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全4回に分けて配信しており、今回は2回目です。ぜひお付き合いください。

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【第二回 座談会 Vol.2】
<テーマ>
シンカ社内で、過去に行われた抜擢人事。
下剋上が起きたその現場で、何が起きていたのか。

<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
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これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「行われた背景とは?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260415.html

前回は・・・
過去にシンカで行われた抜擢人事の背景と、その当時の気持ちを聞きました。
社員の退職など、抜擢人事だけではない様々な感情が入り混じっていたようです。


武田:実際に新しい体制で動いてみてどうでしたか?ハレーションは起こりましたか?

山内:当時、業務の兼任を、全員が同じミッションとして課されていたのに、
やる人とやらない人がいたことに、フラストレーションがあったんですよ。
上司に相談したら「まぁ適材適所だからな」って言われて悔しくて泣きました(笑)
だから、リーダーになった時は、リーダーに昇格できて嬉しいという感情よりも、
役割分担が明確になり、フラストレーションがそぎ落とされてスッキリしてました。
ただ、これまで体系的に教わってきたわけではなく、自分なりに試行錯誤しながら
身につけてきたことを、後輩にどう伝えるべきかという点には戸惑いがありました。
ハレーションは特にありませんでしたね。チームが分かれていたため、
私が先輩に対して指示を出したり評価したりする構図にならなかったことも、
要因の一つだと思います。

分部:私は、元々リーダーという役職がついてたんですよ。
入社3年ぐらいしたら、つくんですけど、部下もいなくて権限もなくて名前だけみたいな。
だからその時の組織変更で初めて、部下をもってチームで動いていくという感じでした。
同じミッションだけどやってなかった人については、「そういう人もいるんだなぁ」
と思っていたぐらいで、当時の上司についても、期待もなければ不満もないというか。
会社の出来事は客観的に見守っていて、自分のことに集中していたのかなと思います。
私も特に、ハレーションはなかったですね。


田中:それまでの組織は、ベテラン管理職がいて、
管理職の判断の中でしか、動けない組織体制だったんです。
会社が危機的な状況なので、業務の兼任など、あらゆる改善をしなければ、
会社が潰れてしまうような状態にも関わらず、具体的に行動は変わらなかった。
僕たちは、ベテランの巨匠たちの下にいる新卒の若手、という構図になっていて、
本当はこうやった方がいい、という気持ちを下の人が抱えていたとしても
絶対に管理職を越えられない状況になっていたんですよ。

なので、僕が部長になったタイミングで、リーダーポジションを増やして、
年功序列をやめて、権限を分散させたんです。ベテランと横に並ぶ形ですね。
これは、それまでの会社にとって革命的な変化だったと思っています。社内には、
年功序列の文化がすごくあって、年次を越えて上がっていくなんてことはなかった。
創業期からハードに働いて、ハードに生き残ってきた怖いベテランさん達を
飛び越えるなんてとんでもない、みたいな空気がありましたからね。

山内:たしかにポジションの変化が起きにくい状況ではありましたよね。
同じチームで逆転人事が起きるんじゃなくて、チームをずらして、
先輩たちと横に並んだというのが、個人的にはやりやすかったです。
なんとなく先輩後輩の関係はそのままに、ちょうどいい感じになっていたと思います。


武田:田中さんは、同じタイミングで部長になったとのことでしたが、
部内にベテランの大先輩もいたんですよね?田中さんも抜擢人事ですね!
田中さんに対する先輩たちの反応はどうだったんですか?

田中:うーん、そうですね・・・

※続きは、また来週お届けします!お楽しみに!


編集後記

会社が危機的な状況の中、変化を拒んでいる先輩たちがいたとしたら、
あなたならどうしますか?

仕事に対するスタンスの違い、考え方の違いなだけで、
お世話になっていることは変わらない、先輩の人間性を否定するわけではない。
だけど会社が危機的な状況で、自分たちは変化をしなければならないという状況です。

年功序列文化が根強い中での、田中さんの決断は、非常に難しいものだった
と思いますし、実際にそれを決断した想いや田中さん自身の強さを感じますね。

次は、ベテラン大先輩の反応は?という視点です。次回もお楽しみに!

執筆者プロフィール

シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭

1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。