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『 真価と進化 』

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2026.2.18号 VOL.322
変革期を振り返る(Vol.2)「私はこうして乗り越えた」

こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。
いつも、メルマガをお読みいただき、ありがとうございます。

おかげさまで、シンカは昨年、創業30周年を迎えました。
長い歴史のうち、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。

激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全4回に分けて配信しており、今回は2回目です。ぜひお付き合いください。

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【第一回 座談会 Vol.2】
<テーマ>
業務命令により、突如突き付けられた営業職とCS職(※)の兼任。
経営悪化を改善するため、会社は従業員に多能工化を求めたが・・・
※クライアントサービス職
(企業の採用支援アウトソーシングの実務担当)

<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
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これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「あの時、私はこう思っていた」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml321.html

前回は・・・
業務命令により、突如突き付けられた営業職とCS職の兼任をどう思ったのか?
それぞれ想いは違うものの、皆さん簡単に受け入れられる心境ではなかったようです。
一方、営業出身である社長の田中さんは、問題なくできると思っていた様子です。


武田:田中さんと皆さんとで捉え方がずいぶんと違っていましたね(笑)
皆さんかなり抵抗感があったようですが、どうやって乗り越えたんですか?

村井:そうですね、ものすごく抵抗感がありましたが、自分の中で会社を辞めないことを
決断した以上、残るためには営業をやらなきゃいけないとは思っていたんです。
ただ、やはり嫌なものは嫌なので、そわそわしていました。
そんな中、会社に来ていた外部コンサルの方に相談してみたら、
「村井さんの思っているコンサルタントじゃなくていい。
とりあえずお客さんの所へ行ってみて、自分のやり方でやればいい」って言われたんです。
じゃあ、私はイメージしてた"すごいコンサル"じゃなくて、伴走型で手を動かす人になろうと思った。
今の形の原型なんですけど、自分では、"なんちゃってコンサル"って思ってます(笑)
私は常に「Just Do It!」なので、葛藤はありましたけど、やるしかない、
やるならどうしたらいいんだ?という考えにはなっていましたね。

分部:私は、ありがたいことに営業し始めてすぐ、初めての提案で受注できたんですよ。
自分で企画書書いて、コンペだったんですけど、なんかよくわからないけど受注できたんです。
今、振り返っていい提案だったかというと、あんまりそうも思わないんですけど、
でも、それでちょっと気持ちが楽になったというのはありました。
あとは、社内に同じように悩んでいる若手メンバーがいて、私もやったことないけど
一緒に頑張っていこう、という感じで自分が面倒見つつも、刺激をもらっていた。
"自信ないけど前に進もう"という前向きな気持ちで頑張っていたと思います。


武田:田中さん、こうして乗り越えられた事例はありますけど、営業未経験の社員を
営業にしていくというのは、会社にとっても案件を受注できなくなるリスクもあって
難しい判断と思うのですが、新しく営業担当を採用するという視点はなかったんですか?

田中:当時、営業活動のピークとCS業務のピークは被っていなかったんです。
なので、物理的には兼任できたんですよ。それでいて会社の経営状況が厳しかった。
だから採用は考えなかった。社員ができると思ったから兼任にしたというよりも、
兼任してもらうしかなかったんです。


武田:なるほど・・・。とはいっても、従業員目線では受け入れ難かったと思うんです。
でも前向きに頑張れたのは、皆さん、会社の状況を田中さんが詳しく説明してくれていて、
"嫌だけど仕方ない、頑張らなきゃいけないよね"って納得できた感じなんですか?

山内:正直、私、当時の心境あまり覚えていなくて。田中さんが言っていたから納得した
というよりは、目の前のお客さんに迷惑をかけられないから、やらなきゃという感じだったと思います。
お客さんとの信頼関係が出来ている中、来期のお客さんの提案は自分がやるしかない状況で
何とかしなきゃいけないから、当時は田中さんに提案内容もよく相談していました。
それが無かったらもっと孤独だったかも。
そういうサポートがあったのと、やはりお客さんに失礼なことはできないという思いでした。

村井:たしかに私も大事なお客さんに迷惑かけないために、と思っていました。
だから田中さんに対して反抗期がありました。お客さんのためだけ考えて
会社のことは何も考えない、って言っていた時期もありました。ごめんなさい(笑)

分部:たしかに辛い時、自分の心を支えるのはお客さんの存在、というのはありますよね。


武田:今は皆さん、それぞれスタイルがあって上手くいっていると思いますが、
どうやって今のように出来るようになったんですか?

村井:私、もともと・・・

※続きは、また来週お届けします!お楽しみに!


編集後記

心の中では、嫌だと思っていても、それでも前向きに捉えて進んでいく。
皆さんの強さを感じる会話でした。

顧客志向が回りまわって、ご自身を成長させてくれたのかもしれませんね。
そして、このように仕事で壁にぶち当たった時にこそ、
自分の大事にしたい価値観が、浮き彫りになるのかもしれないと感じました。

村井さんの「会社のことは考えない」発言、確かに私も聞いた気がします(笑)
こうして今、田中さんに言えるし、謝れるという関係性が素敵ですね。

次は、どうやって出来るようになったのか?という視点です。次回もお楽しみに!

執筆者プロフィール

シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭

1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。