2026.04.30号
抜擢人事で何が起きた?(Vol.3)「ベテラン大先輩の反応は?」
こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。
いつも、メルマガをお読みいただき、ありがとうございます。
創業から30年の歴史のなかで、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。
激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全4回に分けて配信しており、今回は3回目です。ぜひお付き合いください。
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【第二回 座談会 Vol.3】
<テーマ>
シンカ社内で、過去に行われた抜擢人事。
下剋上が起きたその現場で、何が起きていたのか。
<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
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これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「行われた背景とは?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260415.html
Vol.2 「ハレーションはあったのか?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260422.html
前回は・・・
抜擢人事によって、ハレーションはあったのか?という視点でお話頂きました。
ベテラン大先輩と横に並び、少しずらした配置がちょうどよかったのかもしれません。
武田:田中さんは、同じタイミングで部長になったとのことでしたが、
部内にベテランの大先輩もいたんですよね?田中さんも抜擢人事ですね!
田中さんに対する先輩たちの反応はどうだったんですか?
田中:うーん、そうですね・・・なんか「頑張って~」って感じでしたよ(笑)
あとは、これを機に言いたいことを言わせてもらう、みたいな。
それまでは偉い人が上司で言えなかったけど、後輩が上司になった訳ですからね。
実際、新しい体制がスタートしても、部の方針とかに協力的ではなかったですし、
いろんなことに、愚痴やクレームが入る、みたいな感じでした。
「私は自分のお客さんの事をやるから、嫌なことは私にやらせないで」という感じでしたね。
業務スキルとしては、プロフェッショナル人材だったと思いますけど、
みんなが良くなるために動こう、という意識は少なかったのかなと思います。
武田:田中さんは、「まあ気にしないでやっていこう」って感じだったんですか?
田中:もう、会社を何とかできるのは自分しかいないと思ってましたからね。
気にしてもしょうがないというか・・・。自分の仕事が忙しいことと、会社が儲かって
いないことがリンクしていない人ばかりで、みんな状況を理解していなかったですね。
「私は忙しい、お客さんから色んな要望に私は応えている、だから私はこれでいいんだ。」
という思いがすごい強くて、じゃあ儲かっているのかというと、儲かっていないわけです。
「忙しいのは分かるけど、それ儲かっているの?」
「閑散期の赤字の分まで、繁忙期に儲けているの?」と。
そのあたりが繋がっていなくて、全然理解できていなくて、
そこはみんな未熟だったと思いますね。
山内:確かに未熟だっていうのもありますし、そういう情報伝達がなかったですよね。
目の前のお客さん仕事で忙しい中、自分たちの部署の売り上げは、
全部粗利のように伝えられてたのが、より分かりにくかったですね。
裏側で発生している人件費やシステム費など、明示されていなかったですし。
田中:当時の経営層の伝え方に課題があったとも思うけど、自分たちが
生き残るためには、変化しなきゃいけないことを理解してもらうしかなかったんです。
だから何度も説明をしたんです。それでも、理解してくれなかった人が多かったですね。
そんな中で、理解して行動してくれてた数人を、リーダーに抜擢したんです。
もちろん兼任し始めたばかりで、仕事をつくっていくことに経験豊富な訳ではないけど、
それでも必要性を理解してくれて、実際に動いてくれていたんです。
この動いてくれた数人。この小さな火種が、会社にとってギリギリの生命線でした。
もう、最後の望みで・・・こういう、変化してくれる人すらいなくて、
自分1人でわめくだけで、そのまま何も実行に移されなかったら、
たぶんもう、今ごろ会社は無くなっていたと思いますね。
武田:田中さんのお話を聞いて、みなさん振り返ってどうですか?
分部:田中さんが・・・
※続きは、また来週お届けします!お楽しみに!
編集後記
ベテラン大先輩のお気持ちも考えると複雑ですよね。
会社が生き残るためには、兼任できるようにならないといけないかもしれないけど、
でもこれまでと同じ業務でやっていきたい。今でも十分忙しいのに会社の為に頑張れない。
そんな感情でもあったかもしれませんね。
色んな人が働き続けられるよう、企業には懐の広さも求められるかもしれませんが、
当時のシンカは、生き残りをかけたギリギリの中で、余裕はなかった・・・
誰が良い悪いということではなく、シンカの激動の歴史の中の1ページ。
当時の社員、誰もが、非常に困難な局面に立たされていたことは間違いありませんね。
次は、振り返って抜擢人事とは?という視点です。最終回もお楽しみに!
執筆者プロフィール
シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭
1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。