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『 真価と進化 』

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2026.07.01号
限界を越え疲弊した組織(Vol.3)「改革の主導者は?」

こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。

創業から30年の歴史のなかで、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。

激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全5回に分けて配信しており、今回は3回目です。ぜひお付き合いください。

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【第三回 座談会 Vol.3】
<テーマ>
毎日終電帰りが当たり前。たくさん働いているのに会社に利益は残らない。
限界を越え疲弊した組織を、どう変えていったのか?

<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
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これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「立て直しのきっかけは?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260617.html
Vol.2 「具体的に何を変えたのか?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260624.html

前回は・・・
終電帰りが当たり前になってしまっていた原因と
シンカが実際に行った働き方改革を具体的に伺いました。


武田:社内手続きの簡略化なども、田中さんが入って進めたんですか?

田中:そうですね、この時は、会社全体の改革が必要だったのでパワープレーで
僕が入ってやりました。もちろん、みんなも、早く帰れるようになれたらいいなと
思ってはいるけど、忙しくて大変で、「変える時間すらない」現状があったので・・・。
だからみんなから出てきた意見を全部やろうと思って、みんなに約束して、僕がやりました。
もちろん、自分一人でやったわけじゃなくて、関係する人は巻き込んで一緒に
取り組んでもらったけど、推進そのものは、僕がやりました。


武田:皆さんは、社内が変わっていくのをどんな風に思っていましたか?

山内:まず、アンケートの時は、ちょっと責められているような感じに思いましたけど、
自分の回答も含めて、みんなが「楽をしたい」という回答よりも、
「もっと成長をしたい」「勉強する時間を作りたい」
「次の日の仕事でパフォーマンスを発揮するために早く帰りたい」という回答が多くて、
全体的にポジティブな結果が出た印象があって、次の展開のために早く帰った方がいいなと思えました。

新人時代から、社内の事務手続きが多いのは感じていて、お客さんのことに時間を
充てたいのに・・・とは思っていました。売上を上げようとして、案件をやればやるほど、
社内の手続きが増えて、社内仕事で忙しくなっちゃうことに疑問を感じていたので、
そこを、IT化も含めて、田中さんが変えてくれようとしてくれたのはポジティブに思ってました。

分部:当時は、会議の効率がすごく悪くて、そこは一番話題に上がりましたね。
会議は何故か基本1時間設定で、だらだら話して結論出ない、みたいな(苦笑)
そのあたりも改善されましたね。

田中:「物理的な問題」と「意識的な問題」があって、物理的な問題は、
一つ一つアプローチして、改善していけばよくて、これは誰も傷つかないんですよ。
IT化とかをするのには、会社はお金が掛かりますし、やり方を変えることに対する
抵抗感みたいなのは、変えた瞬間はあるけど、やればできること。

意識的な問題は、終電まで仕事をするっていう習慣が染み付いちゃっているのを
21時に帰るのが当たり前になれば、それが習慣になる。
18時に帰れるっていう感覚を1日でも味わうと、
「18時に帰るとこんな感じなんだ」って体が覚えるじゃないですか。
それで、早く帰るのに慣れてきて、22時まで働くと、疲れたってなる(笑)
ノー残業デーも、21時退勤も、守れなかったら罰するみたいなのはなくて、
意識にアプローチするために行った施策でした。

分部:意識的なアプローチについて、個人的には大成功だったなと思いますね。
21時までには終わらせなきゃ、って思って仕事をしてたので感覚が染み付いてました。


武田:みなさん、シンカの働き方改革は、自分たちに何をもたらしたと思いますか?

分部:ただ早く帰って・・・

※続きは、また来週お届けします!お楽しみに!


編集後記

終電帰りが当たり前だったのを、21時退勤にすることで、
みんなの労働時間を1人につき、3時間も削っていることになります。

第三者的には、「そんなになんで削れたの?」と思うのですが、
それは、出来そうなことをやったのではなく、田中さんの発言の通り、
「出てきた意見は全部やったから」ということなんですかね。

小手先だけの業務改善では、インパクトが小さくて当たり前なのかもしれませんね。

次は、改革は自分たちに何をもたらしたのか?という視点です。次回もお楽しみに!

執筆者プロフィール

シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭

1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。