2026.2.25号 VOL.323
変革期を振り返る(Vol.3)「どうやってものにした?」
こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。
いつも、メルマガをお読みいただき、ありがとうございます。
おかげさまで、シンカは昨年、創業30周年を迎えました。
長い歴史のうち、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。
激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全4回に分けて配信しており、今回は3回目です。ぜひお付き合いください。
---------------------------------------------------------------------
【第一回 座談会 Vol.3】
<テーマ>
業務命令により、突如突き付けられた営業職とCS職(※)の兼任。
経営悪化を改善するため、会社は従業員に多能工化を求めたが・・・
※クライアントサービス職
(企業の採用支援アウトソーシングの実務担当)
<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
---------------------------------------------------------------------
これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「あの時、私はこう思っていた」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml321.html
Vol.2 「私はこうして乗り越えた」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml322.html
前回は・・・
業務命令により、突如突き付けられた営業職とCS職の兼任をどう乗り越えたのか?
それぞれ、葛藤を抱えつつも、前向きに進めたきっかけをお話してくれました。
武田:今は皆さん、それぞれスタイルがあって上手くいっていると思いますが、
どうやって今のように出来るようになったんですか?
村井:私、もともと0から1にするのは苦手だと思っていて・・・。一方で、
ベースがあるものを自分なりにやってみる、というのは得意だなと思っていたんです。
お客様から相談された案件について、どうしようか悩んだときに、
自社内でやった事例をベースにやってみたらお客様に喜んで頂けたんです。
それを機に、自社で経験して、良いと思ったことをお客様に合わせて提供していったら、
段々と信頼関係が出来て、色んなご相談が頂けるようになったんですよ。
今ではやったことがないことでも、お客様の期待に応えたくて、
その思いが想像力に繋がっている感じがします。
分部:私は、部下を抱えていて、自分も分からないのにやらせることがずっと不安でした。
そんな中で、大型案件を受注できたのが結構大きかったです。提案書を作るのめっちゃ大変でしたけど。
お客さんに提案したときは、上司と部下がメインで、"私はサポートで動きます。"
という体制で出したら、お客さんから「分部さんに担当してほしいです」
って言われたときに「あっ、なるほど。お客さんからはそう見られているのか」
と思って、こんな風に認められた感じが初めてだったんです。
この経験が自信になったていうのはありましたね。何か形があるっていうよりかは、
お客さんに選んでもらうという経験が今に繋がっている感じですかね。
山内:真っ直ぐな答えじゃないかもしれないけど、新人の頃にテレアポで行った訪問先で、
採用担当の方がすごく経験の長い方だったんです。細かいマーケットの話をされたり、
「この業界のこと、どれだけ知ってるの?」と聞かれて、あまり答えられなくて。
それがきっかけで、新しいお客さんと話すことに苦手意識を持つようになりました。
関係性のあるお客様には、自分の提案を受け入れてもらえることも多かったけど、
新規はやっぱり怖さが残っていて。
そんな中で人材紹介の事業を担当することになって、人材紹介って話す目的が明確だし、
成功報酬なので、最初は請求も発生しない。
その分、気負わずに企業の方や候補者の方と話せるようになって、
特に候補者はミドル世代が多かったので、知識や経験はもちろんすごいけど、
キャリアや人生の話をするなかで、人として向き合えるようになったんですよね。
今、中堅中小企業の役職者の方々とお話する機会も多いですが、その経験が生きてるなと思います。
武田:田中さんは皆さんのお話聞いてどうですか?
田中:いや~、なんか、メッセージとか関係ないんだなと(笑)
会社側がこういう状況だから、変えなきゃいけないよ、という説明は
もちろん必要なんだろうけど、じゃあ、どうやってできるようになったかと言うと、
自分が同行して、みんなをフォローしたからだと思っていたけど全然そんなことなくて(笑)
同行して安心感みたいなのは、あったかもしれないけど、自分なりに
こうすればいいんだ、というのを掴めるきっかけは、やっぱお客さんなんだなと。
そういう案件に恵まれて、やってみて、自分なりの成功体験を得て、自信が持てる。
そういう経験が大きいんだなと。それが聞いてて一番面白かったです。
山内:当時はまだ、経営にタッチしていなかったから、こうしなきゃっていうのは、
腹落ちしづらいっていうか、それよりも目の前のお客さんのことの方が重要だったのかな。
今だったら、また捉え方が違ってたと思います。
村井:でも、情報がたくさん開示されていて、大変な状況を隠さずに伝えてくれたから
「やばいな、やんなきゃな」っていうそういう気持ちはありましたよ。
だから、やばいってことが肌身でわかるってことは大事かなって。
武田:今後、多能工化を進めなければならない企業に対してアドバイスをください。
兼任を命じられて普通はやりたがらないけど、でも、その最初の一歩を踏み出すためには?
分部:新しいミッションを受けたときに・・・
※続きは、また来週お届けします!お楽しみに!
編集後記
重い最初の一歩から、徐々に軽快に走り始めた様子の皆さんの成功体験は
伺っていて、爽快でした!
「物事は始めてしまえば、もう半分は終わったようなもの」といった意味の
韓国のことわざ「始めたら半分」とは、まさにこのことでしょうか。
そして、山内さんの新人時代のご経験は、たしかに私もトラウマになりそうです・・・
村井さんの体験談からも共通するように、苦手なことに真っ向勝負するのではなく、
出来ることや、やりやすいことから挑戦することも大事なのかもしれませんね。
次は、最初の一歩を踏み出すには?という視点です。次回もお楽しみに!
執筆者プロフィール
シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭
1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。