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『 真価と進化 』

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2026.07.08号
限界を越え疲弊した組織(Vol.4)「改革は自分たちに何をもたらしたのか?」

こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。

創業から30年の歴史のなかで、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。

激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全5回に分けて配信しており、今回は4回目です。ぜひお付き合いください。

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【第三回 座談会 Vol.4】
<テーマ>
毎日終電帰りが当たり前。たくさん働いているのに会社に利益は残らない。
限界を越え疲弊した組織を、どう変えていったのか?

<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
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これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「立て直しのきっかけは?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260617.html
Vol.2 「具体的に何を変えたのか?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260624.html
Vol.3 「改革の主導者は?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260701.html

前回は・・・
社員からの意見を全部やると約束して、田中さん自身が改革を推し進めたお話を伺いました。
「物理的な問題」と「意識的な問題」へのそれぞれのアプローチが重要だったようです。


武田:みなさん、シンカの働き方改革は、自分たちに何をもたらしたと思いますか?

分部:ただ早く帰って楽になるだけじゃなくて、生まれた余白で、
外部の研修参加の機会が増えたり、大人の社会科見学といって、ビジョンに繋がる
会社以外の学びの場へ足を運ぶ機会が増えたりして、
次のフェーズに進めたのは、改革のおかげだなと思いますね。
アンケート結果で、社員がもっと成長したい、自分に投資をしたいって思っていることが
最初に分かって、それに対して会社がちゃんと投資していこうと決めてくれたのが良かったですね。

村井:私も外部の研修に参加できたのが、すごくよかったですね。
最初は「忙しいのにそんなの行けるわけない」って、すごく反発してたんですけどね(笑)
だけど、実際に行ってみて、一番楽しんだのは自分だと思うくらいです。
学ぶことの楽しさもあったし、グループワークで他の会社の人と話をしたときに、
自分の会社の方が小さいけど、先を進んでいるような感覚があって。
あの時間は刺激的でよかったです。なので、お客さんにも、おすすめしてます。
忙しくて行けないというお客さんにも、私も忙しくても行けて、こうなっているから、
あなたにも行ってもらいたい、というのを実体験から熱い想いを持って伝えられてます。

山内:この改革の後から、人事制度改革に取り組んでいるんですけど、当時、たくさん時間を
かけられたのも余裕が生まれたからできたことで、前の状態じゃできなかったなと思います。
自己成長もそうだし、会社の次の施策や新規事業も余裕ができたから取り組めたんだなと。
単純に楽にしよう、ということじゃなくて、次の成長のために時間を空けることって
大事だよねって意識が出来て、実際にそうした時間に充てられて良かったなと思います。
それが、今のお客さんに対するスタンスにも活きていて、
単純に「残業減らしましょう、それが若者に嫌われるから」ではなくて、
どれだけ付加価値を上げられるのか、という視点で考えられる礎になっている気がしますね。


武田:田中さんはどうですか?

田中:表面上は働き方改革だけど、これは会社全体の経営改革でしたね。
それまでの会社のビジネスモデルや、会社運営のやり方など、根こそぎ見直したと思ってます。
それを自分でやったので、自分自身にとって、何をもたらしたかと言ったら、
会社の仕組みをすべて勉強する機会になりました。
営業出身だったので、特に管理部門のことはよく分からなくて、ワークフローが
どうなっているのか、契約書が何故大変なのか、規程類がどうなのか、とか。
そういうのを片っ端から勉強することができました。
あとは、IT化をしてたおかげで、コロナの時にスムーズに在宅勤務に切り替えられたのはよかったです。
コロナの時に改革の威力を発揮しましたね。

最近は、企業のホワイト化が進んでいるので、すでに快適な社内になっている職場が多いと思います。
そうすると、若い人は会社がどういう仕組みで運営されているのか、とか、
システム導入にはどんなハードルがあるのか、社内運用を変える大変さ、とかを
知る機会が減ってきているのかなと思うので、そこは少し可哀想というか、複雑な気持ちですね。


武田:たしかに、快適なことが当たり前になると感謝を忘れてしまいますしね・・・。
これから、社内の働き方を変えたいと思っている人がいたらどんなアドバイスをしますか?

田中:まずは、・・・

※続きは、また来週お届けします!お楽しみに!


編集後記

皆さんのように、毎日終電まで働くような社会人生活を送っていなかった私は、
残業は悪いもの、定時に帰らなければいけないと思っていました。
実際に、以前勤めていた、かなりホワイトな会社で
仕事が楽しくて残業していたら、怒られてしまったことも影響していると思います。

私としては、好きで残っているのだから、残業代は出してもらうつもりがなく、
勤怠を切った上で残っていても、会社としては不都合だったのだと思います。
勤務時間内で学べるよう、効率化を図ればよかったのですが、
当時の私は、会社以外の場・時間で学びを求めるようにシフトしてしまった気がします。

シンカの皆さんのように、改革の成果として、業務内で学びに投資できたことは、
とても素敵な変化だなと、自身の経験から思うことが出来ました。

次は、改革を求める人にアドバイスをするなら?という視点です。最終回もお楽しみに!

執筆者プロフィール

シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭

1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。