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『 真価と進化 』

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2026.07.15号
限界を越え疲弊した組織(Vol.5)「改革を求める人にアドバイスをするなら?」

こんにちは。株式会社シンカの元社員(現・業務委託)の武田と申します。

創業から30年の歴史のなかで、シンカの過酷な時代を経験し、今もなお、
第一線で挑戦を続ける社員と、当時を振り返る座談会を行いました。

激動のなか、社員はどのように感じ、どう行動してきたのか。
社員の当時のリアルな心境をメルマガにして、お届けします。
全5回に分けて配信しており、今回は最終回です。ぜひお付き合いください。

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【第三回 座談会 Vol.5】
<テーマ>
毎日終電帰りが当たり前。たくさん働いているのに会社に利益は残らない。
限界を越え疲弊した組織を、どう変えていったのか?

<メンバー>
田中 裕也(代表取締役社長)、山内 綾子(ディレクター)、分部 理恵(マネジャー)、
村井 一美(プロジェクトマネージャー) 聞き手:武田 圭(元社員)
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これまでの内容は、こちらからご覧いただけます。
Vol.1 「立て直しのきっかけは?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260617.html
Vol.2 「具体的に何を変えたのか?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260624.html
Vol.3 「改革の主導者は?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260701.html
Vol.4 「改革は自分たちに何をもたらしたのか?」
https://www.shinka.com/mailMagazine/ml20260708.html

前回は・・・
シンカの働き方改革は、自分たちに何をもたらしたのか?を伺いました。
ただ早く帰れるという視点ではなく、次のステップに進めるきっかけとなったようです。


武田:これから、社内の働き方を変えたいと思っている人がいたらどんなアドバイスをしますか?

田中:まずは、凝り固まった偏見を取り払うことですね。
いまで十分効率的にできていると思っていたり、現状を変えられないと思っている人が多いので、
そういった、無理だという考えを取っ払うことが一番のハードルですね。
あとは、どうやったらできるかを考えられることが大事ですよね。

村井:たしかに、当時、田中さんや山内さんに
「できない理由を考えるんじゃなくて、できる理由を考えてください」ってよく言われました。
今実現している、フルリモート社員の勤務も当初は、絶対できないと思っていましたけど、
実際に稼働できたときに、もう出来ないものは何もないなと思えるようになりました(笑)
環境が、考え方を変えてくれた気がします。

武田:たしかに環境の力も大事ですよね。


田中:そして、改革のアイデアを進めようと思ったら今度は反発にあうんですよね。
僕はみんなのためだと思ってやり続けられたので、会社都合だけで進めていると
なかなか難しいのかなと思います。"社員のため"という強い想いが必要だと思います。

あとは、一緒に取り組んでくれる協力者がいなかったら、難しかったと思います。
色んな部署が絡むので、全体を進める仲間と各領域における仲間が必要ですね。
そして、何かを変えようとすると、システムを導入したりしてお金が掛かる事が多いです。
で、同時にその時、何かを辞める決断をする必要があるんですよ。
システムだけ変えて、やり方を変えなかったら、過去のやり方に引っ張られて
結局楽にならなくて、コストだけ増えるなんてこともあります。
なので、システムを変えたら、一緒にこれまでのやり方を止めて変えていくことが重要ですね。

最終的には、抽象的ですが事業に絡んでくるのが大事だと思います。
「事業で役立つ」という感じですかね。
いち担当者レベルで言うならば、その会社の改革が、
「自分のお客さんの価値提供に役立つ」「会社が良くなっている」
そういう噛み合わせが、とっても重要だと思いますね。


武田:ありがとうございます。「どんな想いで、なんのための改革なのか」
そして、それに対して社員が共感できるかということなんですかね。
改革には、必要な要素がいくつかあるようですが、何よりも、
強い想いと、一緒に変えてくれる仲間たちが重要であることがよく分かりました。
今回も、振り返っていただき、ありがとうございました!


編集後記

あらゆる要素が噛み合い大成功した、シンカの働き方改革。
今のシンカに毎日終電帰りはありえません。当時の社員が知ったらきっと驚くと思います。

一時的な業務過多で残業が続いてしまう日もあると思いますが、
昔とは、全く違う環境になっています。

田中さんの「燃え尽き症候群になって、人が辞めていく状況を変えたい」
という強い想いが、現実を変えたわけですね。
1人だけで出来ることは多くないかもしれませんが、1人の強い想いからでも、
変えることができるという、事例をご紹介できたのではないかと思います。

全5回でお届けした、「第三回 座談会」でしたが、
良い改革を起こしたい人を後押しする、そんな内容になっていれば幸いです。
来週は、通常のメルマガ配信となりますが、今後、また定期的に
別のテーマで座談会の内容をお届けしたいと思います。次回もお楽しみに!

執筆者プロフィール

シンカ元社員(現在は業務委託でシンカの仕事を一部請け負う)
武田圭

1991年生まれ。秋田県湯沢市出身。地元商業高校を卒業後、新卒で都内の鉄道会社へ就職。
転職経て、2016年に株式会社シンカへ入社。企業の採用支援アウトソーシングを中心に担当。
お客様に寄り添えるシンカの仕事にやりがいを感じていたものの、
夫婦での長年の夢であった世界一周旅行へ旅立つため、シンカを退職。
244日の旅を終えた後、課題先進県の地元秋田で地域創生の一助となれるよう
地域密着型の旅行会社を創業し、日々奮闘している。
秋田県湯沢市からのフルリモートで、シンカの仕事を一部請け負っている。